MG 1/100 ディープストライカー 改造製作

作品番号 L10

 

2009年に製作したディープストライカーの再編集版です。

製作当時に書いた記事は、HDDにデータ破損&取り急ぎの修正などで内容がメチャクチャになっていました。この記事は2018年に再編集したものです。多くの写真をムリに1ページに収めたので縦に長くなっております。まだ記載漏れがあるので、順次更新します。なお2009年当時の記事はこちらです。

 

 

 

 

全体写真

完成品の全長は1.5メートルを超えています。安いカメラ&撮影知識も無いので、残念ながら良い写真が撮れませんでした。各部を細かく見たい場合は、各部位の制作風景を参考にしてください。

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ここから制作風景です

非常に多くの工作&写真がありますが全部を乗せるととても長くなってしまうので、基本工作は省略します。本制作で独特の部分だけをアップしました。

 

 

頭部の製作

頭部の製作内容は、一般的なプラキットやレジンキットと同様の製作内容になっています。フィンやアンテナ・バルカンなどに金属パーツを使うことでシャープに仕上げました。

首のジョイントはノーマルは切り落とし、ウェーブ・ポリジョイントに置きかえることで可動範囲が広くなりました。また、ディテールアップに丸ビットが大活躍です。

 

キット付属のアンテナはポリ製でフニャフニャなので、金属などに置き換えます。アンテナ基部はプラ棒で製作し、アンテナシャフトを差し込みます。こういう作業では精度の良い工具で、ていねいにゆっくりと作業するとキレイに仕上がります。アンテナは白と黄色で塗り分けました。

センサー部は透明プラ板のヒートプレス。クリアーグリーンとクリアースモーク、ごく少量の蛍光グリーンを使ってグラデーション塗装しました。

 

ホホのフィンはエッチングパーツを組み合わせています。何度も仮組をして組合せが決定したら、ハンダで固定。金属+溶接は、薄くてシャープで強度もある安心のパーツ構成にできます。

 

インコムにはソケットB2を使用。インコムと差し替えのセンサーブロックにもソケットB2を使用しています。バルカンのマズルは  超精密極細STパイプF 外径1.0 を使用。

 

 

 

ボディの製作

MGプラパーツとレジンパーツが入り乱れる、しかも腕・足・CFパック・フロントブーム×2など全ての基部になるブロックになります。にもかかわらず薄くてもろいパーツの集合体なので、強度を確保しつつ精度も出すという、なかなか苦労した部分です。

このあたりはMGのプラパーツを説明書どおりに組み立てます。しかしレジンの重量を考慮すると強度不足が心配で、最悪の場合は重量に耐えきれず破損してしまいそうです。これを改善するために、応力がかかる所にABS材を追加したりネジを打ったり高強度接着剤などで補強していきます。手間はかかりましたが、これで安心です。

 

この辺りはEx-S系のフレームパーツです。Ex-Sは10体くらい製作していて改修ポイントを把握していますので、このへんはスムーズ確実に進みます。

ここでテールスタビライザーの基部も組み立てます。一見、MGキットそのままに見えますが、見えない部分に取り付け穴や補強ネジなど、けっこうな加工がしてあります。なぜならこのあと装着するテールスタビがレジン製でとても重いので、強度を増す加工をここで行ってます。

 

レジンが非常に薄くて繊細な胸のパーツ。ちょっとずつ削りながらすりあわせをしてきます。細かいモールドは切り落とし、塗装後にメタルパーツを埋め込みます。

胸の左右のダクトはかなり改修しました。まずは普通に仮組して構造をチェック。このままでも一応組み立てられますが、より良くするためにインストール方法を変更することにしました。マルイチの部分を切り取ってエッチングパーツで固定する方式にしました。切り込みを入れたり、ハンダや接着剤などを併用して強度は保っています。これは手間がかかりましたが、やって良かったです。

 

ボディのフレームが終わった所で、ここからディスプレイ用の支柱を支えるブロックの製作です。ディープストライカーはディスプレイスタンドに頼って宙に浮く方式なので、ここが決まらないと他の作業が進みませんので真っ先に決定しておきたい所です。

しかしとても難航しました、というのも5kgもあるディープストライカーの重量をこのたった1本の棒で支えるからです。キット付属のディスプレイスタンドでは全く強度が足りないので、この四角の支柱を含めディスプレイスタンドは日曜大工的に自作しました。途中写真がありませんでしたが、何度も試行錯誤を繰り返しました。少しでもスキマがあると本体がフラフラと揺れてしまうので、ワッシャーを使ってマウントがピッタリになるように微調整を繰り返します。

 

全パーツを組んだり外したりを繰り返し、まったく揺れないことを確認。これで安心して製作がすすめられます。

 

フレームとディスプレイが決まったので、ディテールも進められるようになりました。

 

 

胸部Iフィールドジェネレータの製作

胸に増設された「アイフィールド・ジェネレータ・ユニット」です。この重く細長いユニットをしっかり取り付ける難しさと、狭いスペースに発光ギミック用の配線をする工作が難しかったです。

基本どおりに整面・スジ彫り強化・ディテールの作り直し・超音波洗浄・サフを吹き・さらに細かい調整。これを繰り返します。

 

ユニット先端の発光部分。配線は全てのルートがギリギリのスペースしか取れないので、一つ一つを慎重に位置決めしていきます。LEDの足もはあまり性能には良くない曲げ方なのですが、強度を落とさないように慎重に、かつ最小曲げ半径にします。配線をはんだ付け、さらにシリコンボンドで配線を固定していきます。

電池ボックスもギリギリ。当初は細い電線で接続する予定でしたが電線だと取り回しが難しいと判断したため、電導性ロッドを直接ハンダ付けすることになりました。さらに電線はソケットを介することで脱着可能にしてあります。

ほんの1ミリ程度の電線がやたらと太く感じます。どうしてこんなに苦労するかというと、電池交換などのために組み立て分解ができるようにするためです。しかも配線のほどんどは組み立て中に手が届かない所に隠れてしまう、という感じの苦労です。

 

電池ボックスの裏側・LEDの裏側・脱着式ソケットなど。スイッチも小さい物を使用。どうしても手の届かない部分は、伝導性の磁石によって接続させています。

 

電池も含めて重いアイフィールド・ジェネレータ・ユニットを、薄くて複雑な胸パネルに装着します。パネルの厚さも、ネジを打つスペースもギリギリですが、苦労の甲斐あってしっかり固定できました。

 

 

 

アディショナル・ボトムパーツの製作

 

製作内容はアイフィールド・ジェネレータ・ユニットとほぼ同様になります。ただし最も違うのは、「左右2面モナカ構造」ではなく「3ブロック・サンドイッチ」構造になっていることです。真ん中のブロックがあると、製作が数倍難しくなります。

難しく時間のかかる構造体と同時進行で、ディテールを制作していきます。円筒状のディテールはノズルBを使って新造しました。ダクトはくり抜いてエッチングパーツのフィンを設置していきます。

 

胸部Iフィールドと同様に、ギリギリのスペースに電飾を仕組みます(詳細は省略します)。発光部はLEDの光を分散させたいので、クリアーパーツに曇りガラス処理を施し、クリアーグリーンなどで塗装。

 

ランディングギアの組み立て調整です。部品数が多く、素材も多様で細くて長くて、真っ直ぐに組み立てるのが難しいパーツ構成でした。調整やら部品作り直しなど時間はかかりましたが、無事完成。

 

 

 

 

 

肩の製作

 

通常のレジンキットであれば一体成形で中身が詰まってるので工作しやすいのですが、今回はMGパーツに合わせて中空レジンになっています。なのでパーツが変形していたり肉厚が薄く強度がとれなかったりといった問題点があり、一つずつ解決していきました。

まずは仮組み。各パーツが複雑に絡み合う上に、スキマがスキマを生みピタッと組上がりません。パーツ干渉やゆがみを少しずつ調整して、ピタッと組上がるようになりました。所々、スペースが非常に狭いのでネジを斜めに打つことによって強度を確保していきます。またMGキットのパーツやディテールパーツも組み合わせていきます。構造体が決まったら、サフを吹いて表面処理に入ります。スジ彫りを彫り直したり、丸ディテールを作り直したり。

 

ダクトの奥があまりイイ感じではなかったので新規に作り直すことにしました。プラ板でダクトのフィンを表現します。まずは大きめに切り出して形を整えていきます。スッキリ、キレイになりました。また小さい部品も極力接着剤は使わずに、ネジ固定にします。

 

エッチング製フィンの製作は一つ一つ丁寧に根気よくヤスリがけしていきます。またキレイな配置を決めるため、エッチングの足を残して差し込み式にしました。さらにエッチングの取り回しをしやすいように、一体成形だったフレーム基部を2分割式に変更。

 

シリンダーなどディテールの取り付け。どんなキット製作でも共通のことですが、左右対称のパーツでも早い時点で左右の識別を付けておくことが、最終的な精度をアップさせます。

 

 

 

左腕レドームの製作

 

円形のパーツは真円度が良かったのでそのまま使用出来そうです。3本の爪のとりつけは真っ直ぐにしっかり固定する必要がありますので、裏からネジ&ワッシャーによって固定しました。ツメの角度を微調整しながら仕上げます。ここできっちりやっておけば、あとが楽になります。

 

腕との接続部分は軸の位置が悪かったので、マウントを新造しました。後ろ半分は複雑な構成になっていますが、各部品のすりあわせをしっかり行っていけば着実に組みたっていきます。フレームが決まったら、整面・すじぼり・ディテールアップなどをしながら組み立てていきます。

 

キット付属のメタルパーツはあまり精度が良くないので、旋盤を使って磨き上げまました。発光ギミックはこれまでと同様、ギリギリのスペースと格闘しながら結線しました。

 

 

コンフォーマルパックの製作

非常に重量のあるブロックを股関節の一点のみで保持するという、強度を確保するのに大変苦労する製作でした。

まずはすべての中心になる股間ブロックの製作です。キットそのままではスキマが空いてしまうので、各所をすり合わせしてピッタリ組み合せられるようにしました。

 

またプロペラントタンクの基部にもなるので、あらかじめプロペラントタンクの重量対策もここで行います。

 

ウェポンアタッチメントは小さい部品ですが後に重量級のブロックが接続されますので、ガッチリ強度を確保する加工をしていきます。もちろん接着剤は使わず、ネジだけで組み立てます。似たようなパーツが10個あるので、まずは識別用の番号を書いておきます。それからウェポン固定用の穴を開けるのですが、部品が小さいのであまり大きい軸が打てず、穴位置は慎重を要しました。強度確保が上手くいき、ビームランチャーのアームを取り付けてみまたところビクともしない強度を確保できました。

 

コンフォーマブルパック本体の取り付け基部の改修です。ここも相当な重量がかかります。ネジのサイズや長さなどはノギスや定規を使ってしっかり採寸し、パーツに書き込んでいきます。限られたスペースに、しかも完成後には見えなくなるように慎重にネジ打ち場所を決定していきます。

ちなみにこのキット、接着剤で組み立てるのは不可能だと思います。組み立ては応力やテコの原理をしっかり把握し、機械的結合やネジを活用しないと、完成後にポロポロ部品が取れてしまうでしょう。

 

見える部分はディテールをしっかり、見えない部分は強度を最優先で。もともと複雑なデザインですが、見える部分と隠れる部分の判断をしっかり把握しないと製作が進みません。

 

ノズル内壁はグラデーション塗装を行いました。ノズルの奥まで見えるようにフラッシュを使いました。

 

 

 

 

プロペラントタンクの製作

 

キットの状態が非常に悪く、悩むまでもなく新規に作り直すことに。 とうぜん作業量は増えるのですが、材料から寸法まで自分で選択できるので 、キットを修正するよりははるかにスムーズかつ精度良くできました。なので製作風景もシンプルになってます。 ガレキの修正に頭を悩ましたときは思い切って新造することを選択したほうがいい結果になりますね。

 

プロペラントを仮組しています。寸足らずなマウントに 長い構造物が付くので、マウント部には相当の負担がかかります。単純に強度を上げるのは簡単なのですが、製作手順を考えると取り外し式にしなければなりません。自由に取り外しが出来て、かつ強度がしっかりした組み立てを目指します。

 

何度か書きましたが、たとえ全く同じパーツでも 早い時点で左右上下前後は決めておきます。 こういうことが仕上がりに影響してきます。

マウント部は後回しにして、まずはプロペラントタンク後端のターミネータ部分の 製作から開始しました。ここでコツをつかんでからマウントに行った方がよいと段取りをしました。この「D」と書いてある部品(ターミネータ)が、寸法は合わないし形状もいびつ。タンク部に装着してみるとサイズが合わない。しかも部品の肉厚が薄いので、これ以上の加工も難しい。

 

というわけで、 下の4つがキットの部品、上にあるのが新規材料を旋盤で削り出したターミネータです。0.01mmの精度で創ってますから、スポッと気持ちよくハマります。

 

つぎに問題のマウント部です。マウントの上端はそのまま残うため、 歪んだ部分を一皮二皮剥いて形状を整えます。 マウント下端ジョイント部はあきらかに小さいので、レジンから削りだしたジョイントを追加しました。このマウント上端下端セットをネジで本体に固定。ここにプロペラントタンクをスルッと差し込むだけで固定できるようになりました。

 

このように真ん中の2本のマウントは完全に埋まってしまうので 今回のような差し込み脱着方式が必須になったというわけです。

あとマウントで苦労したことと言えば、プロペラントタンクの取り付け角度ですね。 マウント部の取り付け角度がわずかにずれれば、タンク先端では数ミリから1cmくらい 差が出てしまいます。また、設定通りに組めばいいかというとそうでもなく、このスケールならではの角度にしないと妙な違和感もあります。 そういった微調整に技術が必要になるのはもちろんですが、気になったら何度でもやり直す根気が一番大切かなとおもいます。たぶん20回以上は組んでバラして調整をくり返しました。

 

塗装・スミ入れ・デカール・トップコートが終わりました。プロペラントタンク後端のターミネータはハメ合いだけでも充分固定できますが、 PPソケットB2を使って機械的勘合も併用しました。取り外しも可能です。

 

 

 

 

 

テールスタビライザーの製作

 

他のパーツと比べると小さく見えてしまいますが、これだけでもMGガンダムの身長分くらいの大きさです。

モナカ割・パーツの微調整・合わせ目消し・後ハメできない・などなど工数は多いですが、重量や強度にそれほど気を使わなくていい部分なので、コツコツと基礎工作を重ねました。

まずモナカ割りのメインのパーツがゆがみで反っているので、熱湯で柔らかくしてから接合面を平らに整面、そしてネジでガチガチに固定。本体とのマウントがハメ殺しになっているのを、後ハメができるように改造。

 

センサーブロックの取付です。大きくスキマがあるので、接合面周辺の調整をしてぴったりマウントできるようになりました。このような微調整をほぼ全てのパーツに行っています。

 

マウント部はパズルのように組み合わさりながらハメ合い固定する構造になっています。位置を決めるパーツ・回転するパーツ・重量を支えるパーツなどなど、ひとつひとつのパーツの役割を把握していきます。まず位置決めにはネジを使い、回転パーツは二回り太い軸に変更。重量パーツも軸を太くし忠心に貫通ネジを通します。これによって全くガタツキがなくなり、少々揺さぶってもビクともしないようになりました。

 

スタビ先端のアンテナセンサーはプラモプラスのパーツを使って精度アップ&延長しました。レンズ状センサーはヒートプレスしたものにクリアーグリーンと蛍光グリーンでグラデーション塗装。

 

今回の製作では、ヤスリ・塗装・組み立てという通常の流れで製作することが出来ません。工作・塗装・少し組み立て・微調整・そしてまた工作・塗装・少し組み立て・微調整・少し組み立て、を何度も何度も繰り返す感じです。また、他のブロックとの干渉・位置調整などもあるので、他のブロックがあるていど組み立たないとテールスタビも進められない、ということも多いです。

 

エネルギーパイプは塗装で仕上げました。写真だと小さく見えますが、テールスタビライザーだけでもMGガンダムの身長と同じくらいの大きさです。

 

 

 

主砲の製作

主砲は砲身だけでも1メートル、全体で150cmくらいあります。長く・金属製で重く・発光ギミックもあります。しかも完全固定ではなく分割式にしてメンテナンス性を向上させる必要もありそうです。

 

砲身は三分割されていますが、金属製で重く、説明書通り組み立てても全く保持できません。この3パーツをしっかり固定させるのが最初の課題になります。単純に固定するだけなら簡単なのですが、電飾用配線を通すために中空構造にすること、完成後も分解組み立てできるようにすることが、とても難しかったです。

写真はレジンブロックから削り出したジョイントです。差し込んだだけで相応の固定ができ、逆さにしてゆすっても脱落しない強度が出せました。まず一安心。

 

同様に別のジョイントの製作。ここは先程よりも重量がかかるので、アクリル棒とレジン棒を組み合わせました。何度も何度も作り直し、強度・中空・分解すべて安心できる構造になりました。

 

砲身とジョイント内に配線を通す作業です。配線も分解できるように、極小ソケットを仕込んでいます。回路が出来上がったら正常に作動するか何度も確認します。

 

主砲に並行するセンサーシャフト。キットの物は大きく曲がっていて、これを真っ直ぐに修正するよりはアルミから削りだししたほうが速かったです。シャフトの径と長さが変わったので、関連する保持パーツも調整。

 

ここから主砲のマウント部の製作です。多数のパーツがお互いに組み合わされる複雑なデザインなので、何度も何度も組み立て分解を繰り返して内容を把握します。通常のガンプラとはまったく違うデザインだし、説明書や設定画をみても読み取れない、実際に立体を作らないと解らない部分です。

また、組み立て後に塗装する部分と、塗装してから組み立てる部分が多数混在していて、仮組みではピッタリだったのに塗装の厚さで誤差が生じることも有りました。そう言う場合はまた塗装を削ってすり合わせからやり直しです。

 

主砲先端から通ってきた配線が、主砲マウントのスイッチと電池ボックスへ分岐する部分です。やはり難しいのは、分解組み立てができるようにすること、スイッチが露出せずディテールに隠れること、電池交換できるようにすること、すべてのスペースがギリギリ、などなど。かなり時間がかかりましたが、同じ様な写真が続くので制作風景は大幅に省略しました。

 

 

放熱フィンの改修製作です。ほどんど一体成形だったものを、各部品ごとに分解しました。ほどんどのパーツごとに分解しました。けっこう重量があるので強度を落とさないような分割にするのに苦労しました。

 

オレンジのフィンも削り落として別パーツに。スリット(グレー部分)は全部彫り直し。

 

 

スリットのモールドをプラ板で新規に作り直し。

 

金属パーツは旋盤で磨いたり。

 

設定画では読み取れない内側の写真。このあたりは各パーツのすり合わせ・強度改善のための取付軸変更・ネジ打ち・補強材の追加などをメインに行ってます。

 

 

完成後に見えなくなる箇所には、大きいネジで強度を確保します。万が一メンテナンスが必要になった場合はネジを外せば分解できるようにしました。じっさい何度も分解・調整を行っています。

 

主砲先端マズルと中間のセンサーの発光、無事に完成しました。

 

マウントだけでも50cm、フルサイズのキーボードより大きいです。金属パーツもたくさんあり、重量も1.5kgくらいあります。

エレベーションギアの制作風景がありませんでしたが、このあたりもかなりいじりました。

 

この写真のなかに発光回路用スイッチがあります。ディテールの一部にしてあるのでまったくわからないと思います。

プラ・ABS・レジン・ステンレス・アルミ・真鍮・発光回路などなど、さまざまな素材で構成されてます。

 

すり合わせが難しかった構造体。全部を組まないと確認ができず、その組み立て分解だけで1時間くらいかかる。それを何十回と繰り返しました。いよいよ塗装すると、塗料の厚みで組み立てが出来なかったり。

 

 

主砲左側レーダーの製作

左肩の上に配置される、主砲用レーダーです。主砲やコンフォーマルパック比べたら小さくてシンプルに見えてしまいますが、大きさはHGUC1体分くらいで重量もあり、電飾ギミックや取り付け角度の調整など、ボリュームは決して少なくはありません。

 

まずは仮組です。繰り返しになりますが、組み立てに接着剤は使っていません。ネジで組み立て分解できるようにしてます。

まず気になったのは、本体と合わせたときにレーダーが内側を向いていたことです。写真では判りにくいけど、この取り付け角度が-3度くらいになってます。これを調整してピッタリ直角にしたのですが、これでもなぜか違和感。いったんフリーにして数値ではなく視覚感覚で違和感ない角度にしてみたら、外側に8度〜12度の位置でした。ここで固定。

ちなみにレーダー単体では角度の確認はできなくて、いちいち本体と組み合わせて角度を観て、バラして調整して、を繰り返してます。その「組み合わせ&バラシ」だけでも1時間くらいかかります。

 

このレーダーのマウントはMG Ex-Sのブースターパックにジョイントされるのですが、3mmのポリキャップに対し軸が2.9mmしかありません。たった0.1mmなのでレーダーを支えるだけなら充分なのですが、ほかにも重量パーツが重なっていくので、小さい誤差が積もり積もって最終的に「なんだかグラグラする完成品」になってしまいます。そして後からの修正は難しい。なので安心して進められるようにしっかりした軸に作り直します。

ただし軸の台座になる四角いパーツ厚みが少ないので、単純に3mmの棒を差し込む穴を開けられません。ムリに3mmの穴を開けたら、こんどは台座の方が破壊されてしまうでしょう。その解決策として、写真のような2段ロッドを創りました。これを受ける穴も1.5mmの深穴と3mm穴の2段構造です。1.5mmの真鍮線は長く深く刺さるようにしたので、見た目以上に強度が出ています。

このような強度改善工作を全身にわたって行っています。

 

 

構造部分が決まったので、電飾の工作です。やはりここも非常に小さいスペースにセンサー用の穴が近接していて、さらにLEDとスイッチと電池を収めるため、精度と工夫が必要でした(詳細は省略します)。配線が終わったら、光漏れを防ぐために透過性の低い塗料を何種類か重ねて塗装しました。

 

小さい発光部には光ファイバーを使用。これも狭いスペースに取り回すために、最小限の長さで曲げ加工をします。ファイバーをロウソクの炎で熱して曲げたものを何種類か作り、LEDに向けて集光性が一番良いものを採用しました。

 

レンズカバーは透明プラ板をヒートプレスしたもの。これにクリアーで塗装しました。レーダー裏側の四角い突起、ここがスイッチになってます。

 

電池交換などで分解する場合は、ディテールに隠れたネジで分解することができます。

 

 

 

 

インプロブド・ビームキャノンの製作

 

右上の仮組みの写真、このままだと角度が下向き過ぎると想います。しかしクリアランスがなく可動しないので、マウント部分を改修して可動範囲を拡大する改造を行いました。前方40度くらいの角度が、バランス的にちょうど良いです。

 

 

 

ビームスマートガンの製作

本体とは独立してるので単体で製作ができ、通常のライフルと同じ基礎構成なので比較的気楽に製作できた部分です。ただ、本体に持たせたときの取り付け角度については 改修が入るなど、やはり本体とのマッチングには気を使いました。

 

基本工作は省略します。

このビームスマートガン右手に持たせた上で、アタッチメントを使ってコンフォーマルパックに固定します。しかし標準のアームの構成だと自由度がたりずスマートガンの角度が 制限されてしまいます。なのでアームを2分割して回転軸を一つ増やしました。これで無理なく良好な保持ができるようになりました。またビームスマートガンのレジン重量がこのマウント1点にかかるため、さらに右手の捻じりモーメントもかかるため、強度を上げるためにできるだけ大きめのネジで固定しています。ネジは見えない部分に収まるように工夫しています。

 

レンズは透明プラ板をヒートプレスしたものを塗装しています。 裏面と表面で塗り分けることで奥行きがでるように塗装しています。

 

アームの改造によって自然な位置に構えられるようになりました。

 

バイポッドも展開可能です。

 

ビームスマートガン、完成しました。

 

 

 

ディープストライカー完成

今回もカラーは全部新色。デカールも新規製作。ぷらもぷらすのメタルパーツなどを使いました。

PLAN303E ディープストライカー これにて完成♪

 

 

 

 

最後まで観て頂いてありがとうございました。 みなさんの感想やリクエストが僕の製作の励みになっています。 よろしかったら気軽にメールなどくださいませ。

みなさまに、楽しい模型ライフを!