作品番号 M02 - 1/100 RMS-142 XEKU-ZWEI

ゼク・ツヴァイ


腕の製作です。

 レジンのムクなので重い。仮組だけでも一苦労です。普通の腕が1対と、サブアームが2対で、合計6本の腕があります。

 

まず全体を仮組してからでないと、腕の角度や位置関係が決まりません。特に左手は大型ライフル直づけなので、ほんのわずかな角度のズレが、末端で大きく影響しました。10回、20回、30回と仮組・バラしをくり返します。

 

フレームの位置関係が決まったら、ディテールの改修に入ります。ここではシリンダーに変換シャフト3mmを仕込みました。 

 

肩の上の弾倉です。こうして仮組が終わってみると落ち着いてみえますが、じっさいに安定した位置関係にするのにだいぶ苦労しました。

 

基本的にムーバブルフレームに固定するデザインなんですが、キットではフレームが「通ってない」状態なので、いかにも通っている感じにすることを心がけます。

 

足の角度がちょっと変われば、腕の角度も調整が必要。いつまでたっても終わらない感じがしますが、ベストな位置は必ずあるので、根気よく調整します。

 

お尻のほうに超大型パックが付くので、背筋が真っ直ぐだと後ろバランスになりすぎます。なので前傾を多めに取ってバランスを良くしてます。

 

 

これが左腕に装着されるライフルです。大きくて重いです。

 

 

 

元のデザインが無重力運用ですから、重力のある地球で

このキットを作っているのが・・・重力の井戸を感じます。

 

見えない部分に太め・長めのネジで固定。

 

 

ネジも数種類を使い分けます。重量支えネジ、角度固定ネジ、などなど。

 

機構のバランスだけでなく、色のバランスも考えながら。基本工作がある程度進んだら一度ベースカラーを塗って配色の様子を見ます。

 

仮組の成果が出て、順調に進んでいます。が、完成するまではまだまだ慎重に。

 

ちょっと戻って、弾倉周辺の工作です。

 

複雑な構成です。まずは各パーツの位置関係をよーく把握します。

 

こういうパーツはディテールのようですが、じつはフレームに近い役割をしています。なので早い時点で面出し、位置決めが必要。

 

ネジ打ちも上から、裏から、横から、ナナメからパズルのように複雑です。

 

 

わずかな位置決めのために、プラ板仮止めで調整。

 

同処理するか、悩めるディテール。

 

完成後は側面しか見えなくなるので、側面を優先するために削り落としました。

 

波形のパーツで、見た目も精度も良くなりました。

 

 

 

かなり時間のかかったフレームが完成しました。

 

弾倉は整面、ディテの工作など。砥の粉を付けてディテールを確認しながら工作します。

 

 

 

 

塗装は基本通り地道に行います。

 

青、白、グレーの配色も、イメージ通りになりました。良かった^^

 

 

 

 

 

 

 

 

穴が空いている所はネジ穴で、完成後は見えなくなる部分です。

 

 

けっこうなパーツ数で構成されています。

 

円筒型のパーツは、プラ材を旋盤で加工したものに置きかえていきます。

 

サブアームの裏側です。

 

ディテールの加工です。

 

整面や彫り直しなど。

 

 

 

ブラケットも一つ一つ成型。

 

刃物加工をシッカリやっておくと、塗装が楽になります。

 

メタリック部分は数層コート。スミ入れの乾燥を待っています。

 

デカールは指定のモノを。

 

 

 

 

 

 

 

またライフルです。普通は別パーツとして処理しますが、今回は一体型になるので、腕とライフルの往復がつづきます。

 

 

 

左の前腕とライフルが固定される部分です。

 

 

通常と違ってライフルの角度を手首で取り回せません。上腕から上の関節で調整するしかありません。詳しくは「ウェポン」のページも参考にしてください。

 

 

また写真が飛びますが、いちど塗装したものの、新たにプラ板で製作し直したりしてます。

 

 

サブアームの写真がまったく見あたらない・・・夢中で製作してると、写真を取り忘れることも多いです。

 

サブアームの写真、これしか無かった。。。

 

 

 

アームの製作でした。

 

 


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