MGで作り慣れた機体なので、 HGUCではどんな感じかをつかみながら製作しました。 まずはキットの素性を知りたいのでメタルパーツや改造は最小限にとどめてます。いくつか手を加えたポイントもあるので 参考にしてください。
 
HGUCキットは基本的にMGの縮小ですね。
マニピュレータが平手など5種類あること。 ファンネル同士の結合がシンプルで組みやすい。 足首関節の可動範囲が広く、接地感がある。 ヘルメットが一体成形!!これはスゴイ。 肩関節に後退角の可動がある事。 以上、良いキットですね!


頭部のバルカン砲は0.8mmドリルで穴をあけて、 STパイプF0.8mmを装着。このパイプ、リクエストが多かったので 苦労して0.4mmという極小かつ精密なパイプまで作ったのに、 
あまり売れてません^^; 
僕の完成品に小スケールが無いからかもしれませんね。 144やSD、食玩などを製作する人にはすごく便利だと想うので ぜひ使ってみてください。

左胸のグリーンセンサーはプラ板を 切り出して塗装したものを貼り付けました。

ランドセルには【PPノズルB+面取パイプH】です。 特に改造なしで、そのまま付きます。

デカールは144用にアレンジ。 ふんどしの赤とその囲みは、ボリュームアップさると もっと良くなりそうです。
 
フクラハギも【PPノズルB+面取パイプH】です。





完成品補足



アンテナはシャープに整形。外側の2本はシンプルにシャープ化。内側の2本は前後に薄くすることでアンテナ機能の違いを出してみました。

ノーマルの胸ダクト。フチが厚いですね。

フチウス加工して、シャープな印象に。こういう所を加工すると小スケールらしさが無くなります。

ここにスラスターがあるのは、唐突すぎるので。しかも、フクラハギにはMGにあったスラスターがHGUCにはありません。

というわけで、埋めてしまった方がキレイに見えます。

この部品の装着はかなり固いので、MKカットをしましょう。写真は判りやすいように多めにカットしました。

ヒザ裏のパイプの部分

メタルパーツにしてもよかったのですが、今回は塗装で表現。小さい部分なので十分質感が出せてます。

肩のダクト。やはり、分厚いフチなので・・・

フチウス加工しました。また分割ラインも中途半端だったので、ハッキリしたスジ彫りを施しました。

後頭部のセンサーはグリーンで統一。

腰サイドアーマー。小さいけど、しっかりマークいれました。

ノーマルのノズル。意外と悪くない形です。

もちろん、PPノズルB+面取パイプHを装着。ステンレスの重厚感がイイ感じ。これは簡単に取り付くのでオススメ。

フクラハギ裏のノズル。適当にバリバリと切り取って、底面を平らにしましょう。

そしたら、PPノズルB+面取パイプHを差し込み接着するだけ。簡単。
製作風景

MGと同じですね、全体的に面を整えてから・・・

先端をゆるいカーブで薄くしました。

左がノーマル、右が加工後です。4面のフチを面取して薄く鋭くしました。この加工は効果あります。

あらら、写真では全然わからないですがここの面が抜きピンで荒れてるので・・・

面取修正しました。

バズーカの弾頭もMGと同じく、そのまま使うのは痛々しいです。弾頭はアポジ4mm、ボール2mmなどで作り直しです。

弾尻もアポジ4mmと面取パイプHで。このあと塗装します。

マガジンをノコギリで切り話してしまいました。ディテールアップにもなりますが、この方が効率良さそうなので効率アップを目的で。

マガジンの仮組。上面は、このあとプラ板でフタをします。

基本塗装が終わったところ。マガジンの上の面は段差を付けたラインにしたのが解りますでしょうか。

つけてみました。やっぱり色が付いてる方が把握しやすいですね。

キットのディテールをボール1mmやプラ板を使って作り直し。ボールは塗装します。

後端の排気口も、PPノズルAとPPノズルB、変換シャフト2-1mmに変更しました。

テールの排気口周り。

ほぼ完成。塗り分けはマスキングで行いました。



少々手間を掛けた、バズーカ弾頭とマガジン部。このように完成しました。ノーマルよりは格段に良くなったと想います。

この辺は、弱いモールドの彫り直しをして、塗装はマスキングで塗り分け。地道な作業ですが、めんどくさがらずしっかりと。
マスキングは楽しいです♪

センサー部。左のノーマルはオミット。
右のように、コトブキヤさんのプラパーツを使いました。 

そこに、グリーンに塗ったセンサーを貼り付けます。

MGと同様の、少しアレンジしたデカールです。

ノーマルとの比較。
画面が小さいから解りにくいか・・・かくディテールをハッキリしたモノに作り替えています。

ファンネルは組み立てるときに混乱するので、最初に部品番号をマジックで記入しておきましょう。これでだいぶ効率アップです。

一気に完成のファンネルたち。

MGのハイニューよりも良い形してますね。

シールドの裏側はグレー数色で塗り分けました。

上がノーマル。かまぼこ状のディテールを削り落として、デカールでデコレートです。

なんとも、赤い弾頭というのは僕にはシックリきません。無難なグレーとアンテナシャフトを使って精悍にしました。

ライフルにかぶせる青い部品の平ピン。ちょっとキツイので・・・

このようにカドを切り落としてしまいましょう。

こまかいディテールを作り直したりの小改造です。

銃口の形を斜めカット。そこにSTパイプFを埋め込んでいます。
塗装について
 本体の白・・・・白+黄色少々+グレー少々。
本体の青・・・・クレオス326番+白+黒
黄色・・・・・・・・黄色+赤+白少々
関節色・・・・・・自家調色なのですが、濃いめのグレーでOK
グリーンセンサー・・・・白下地+緑下地+蛍光グリーン
赤・・・・・・・・・・シャインレッド+モンザレッド 

※ 今回の制作で使用したメタルパーツセットとPPカラーセットを【ぷらもぷらす】で販売してます。
みなさまに、楽しい模型ライフを!