MG ジムスナイパー

MG ジム・スナイパーを仮組みしました。

仮組分解をする場合、一般的にオスのピンをカットする方法が浸透していますが ピンを切りすぎてユルユルになって、せっかくのスナップフィットを殺している失敗が多いようです。 またピンを斜めにカットした場合、穴に変芯して入っていくのでパーツの合いがずれる事もあります。

僕はMKカット（メスの穴のフチをカット）しています。 写真のようにニッパーで切り込みを入れるだけでホールド感も保ちつつ 分解のしやすさも良好です。MKカットのほうがはるかに効率よいと思うのですが なぜか浸透しません。ぜひ試してみてください。

上図のような差し込み固定もキツイ箇所があります。 分解ができないとか、差し込むだけでヒビが入ることも。 しっかりチェックします。

肘関節にネジ。ただ、全体的に精度はイマイチです。（正直に言うとかなり精度悪いです）

キットの弱点を洗い出し、改善案を出します。ここは可動も絡んでくるので、丸ビットですこし穴を揉んで グリスを塗って改善しました。

ポリキャップが入りにくいところは、丸ビットで穴を揉みます。

押し出しピン跡です。ほとんど見えなくなるので軽く削っておきます。

とりあえず仮組が完了しました。

すごくバランスが難しい。

僕はサバゲーなら９０％スナイパーをやってるスナイパー好きなので、ある程度のスナイパーライフルのメカニズムや撃ち方の知識があります。そういう眼で見ると、このデザインはとても精神的に辛いです。またキットの精度も、マスターグレードにしては少々つらい。もし自分好みに改造したら、まったく別のモビルスーツになってしまいそう。いろいろ辛いです。

2011.02.18 記
2020.12.26 改