MG ジンクス

作品番号 N06

1/100  MG-MASTER GRADE Plastic KIT
GNX-603T
 

ジンクス
国連軍・疑似太陽炉搭載型モビルスーツ

 

だいぶ以前に仮組をして、全体のシルエットがどういうわけかシックリできなくてずっと保留にしていました。その後もイロイロと試行錯誤してるうちに自分の好みに落ち着きました。それはこの機体の特徴でもある4つのGNPジェネレータの取り付け角度を大きく変更するという方法ですね。

 

左のキットノーマルの完成写真と、右の改修後を比較してください。

機能や位置関係は基本的に変更せず、シルエットを大きく変えることに

成功したと想います。

 

 

 

 

前からのシルエットもだいぶ変わりましたが、実は後ろからの

シルエットのほうが大きく変わったようです。

シャープさと精悍さが出たと思います。

 

 

 

ロングライフルのデザイン、カッコイイですね!好みです。

これだけ長くて重くても、しっかりホールドできます。

全体的に非常に良くできたキットです。

 

基本デザインは男性的ですね、マッスルです。

 

 

GNPジェネレータの配置変更が

ノーマルとは全然イメージが変わったと思います。

 

 

なお、フェイスのセンサー系はパープルの透明部品で構成されていましたが

重量感を出したかったのでメタリックで塗装しました。

 

 

かなり特徴的なフェイスです、もっと思い切ったデザインにしても

面白いかも。機会があったらやってみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部分的にダークメタリックの積層塗装でアクセント。

 

 

こんなでっかい銃なのに、しっかり手持ちします。

スバラシイ。

 

 

 

 

 

 

 

今回、デカールは少なめに配置しました。

 

メインの動力が、GNドライブという不思議パワーなので

スラスター等は少ないです。

 

 

ここから製作風景になります。

 

ガンプラのAランナーは毎回多色成型インジェクションになってますが

部品としては完全に独立してるので同時成型にするメリットが判らない。。。

これは分割したほうがコストダウンになるのでは?と思いますが

実際にはどうなんでしょうね。

 

組み立てる前に説明書をしっかり読みます。

特に写真のように見慣れない行程がある場合は、要チェックです。

 

 

ヘッドパーツのバルカンは、いつも通りメタルパーツに置きかえます。

 

 

超精密パイプF、1.0mmを使用。

 

丸モールドには、PPアポジ2mmなどを使用。

 

 

GNドライブはアニメの要でもあるので

凝った作りになっています。ただ今回は固定してしまうので

強度を重視して作りました。

 

この4つの稼働ピンは非常に固いので、可動にする場合は

削って調整するか、グリスなどを塗った方がよいでしょう。

 

 

本来は紫のパーツです。今回はダークメタリックで塗装しました。

 

ここも元は紫のクリアパーツ。

むかし、水族館で使用する大判曲げガラスを作る仕事をしていました。

この大きさの球状透明パーツを作るコストを想像すると、

どうも透明というのに違和感を感じます。職業病ですね。

 

 

 

腰の可動部です。ガンプラ共通の致命傷、いつもどおり

腰の強度が弱くポーズが決まりません。

今回もベストな角度でネジにて固定しました。

 

ここは肩パーツのはめ込み部分なのですが、、、

 

ちょっと削ればあとハメ出来るようになります。

 

 

写真では判りにくいですが、現物をみながら加工すれば

簡単にあとハメ出来るようになります。

 

肩パーツもグラグラと安定しないので、ベストな角度で固定しました。

 

 

ここもアクセントで、深いメタリックで塗装しました。

 

アポジ2mmやソケットB2などを使用してディテールアップ。

 

 

胸のGNPジェネレータの取り付けジョイントです。

ちょっと、頼りないですね。

 

今回は取り付け角度を大きく変えるので、

ベースとなるパーツを少し加工してます。

 

ガンプラは、プラモデルとしての進歩はすごいと思います。

が、メカとしての重心や応力、支点作用点のバランスなど、

自然界の原理をもうすこし取り入れて欲しい。

完成してもしっかり立たないキットが多く、ぜひ改善して欲しいと思う。

 

 

 

 

重いパーツをこんなに小さいジョイントで支えられないのは

素人でも判るし、バンダイの中の人ならば言うまでもなく・・・

接着剤で固定してネジで補強するなど最大限努力しても

ちょっと強度不足。

 

まぁイロイロとうるさく言ってますが、バンダイ、ガンプラを含め

模型業界がもっともっとレベルアップしてくれたら嬉しいな。

 

ノーマルとは取り付け方法がずいぶん変わりました。

強度はかなり上がっています。

 

こういった相似形のパーツは、方向性が揃っている方が好きですね。

 

 

 

足首もゆるくて自立できません。

いつもどおりネジにて固定。

 

 

足首やヒザもネジにて固定。

ネジを外せば可動させることも出来ます。

 

 

関節を改修した結果、こうしてビシッと接地するようになります。

足が浮いてるのは致命傷なので、ここは特に強くこだわっています。

 

 

 

その他の部分もイロイロと手を加えていますが

ほぼ省略します。

 

マニピュレータの造形は見事です。こんなにシャープに

成型できるんですね〜!

 

すじぼりを彫り直し足り、ディテールを追加したり。

 

 

 

良いキットなので、またカラーバリエーションを作ってみたいです。リクエストあったらぜひ!

 

最後まで観て頂いてありがとうございました。 みなさんの感想やリクエストが僕の製作の励みになっています。 よろしかったら気軽にメールなどくださいませ。

みなさまに、楽しい模型ライフを!