RX-78 GP02A
PHYSALIS
Master grade 1/100 Scale Kit Customize Construct
MG 1/100サイズにしては大型系のキットです。すこし以前に作りかけで止まっていたので、最近のマテリアルなどを使って最後まで仕上げました。ほんの一部ではありますが製作内容もアップしました。
70%ほど出来上がっている胴体。今見ると甘いモールドなどがあるのでメタルパーツに置きかえる準備を。デカールも最新のものに貼り替えました。
肩のバインダーは大きく重く、完成モメントが遠心にあるので
肩のジョイントがとうてい支え切れません。
なので劇中のGP02のイメージにあわせた角度で
ネジにて固定しました。ネジをはずせばまた可動させることができます。
ほぼ見えなくなる位置にネジを収納。
接着固定と違って強固に固定できるうえ、再可動も可能なようにしました。
GP02といえばやはり宇宙、ソロモン宙域での運用がありますので
ディスプレイスタンドを使って飛行体勢を再現。
本体は重量があるので、ネジ2本にて固定しました。
これもプラスドライバーでネジを外せば地上立ちさせることもできます。
太ももの後ろ側のパーツです。股間に当たる部分を切り欠くことによって
脚の開き幅をおおきくできるようにしました。
肩の青い部分にある5個の丸モールドは
穿孔して PPアポジ4mmを埋め込みました。
コクピットハッチにある3個のモールドは
丸皿モールド5mm と レンズ4mmブラック に変換。
より不気味な制御弁のような雰囲気にしました。
全身に PPアポジ2mm ステンレスボール、自作デカールなどで
ディテールアップ。面の広い機体なのでこういうディテールが効きます。
左肩のセンサーはキットのモールドを削り落として
丸皿3.2mmとレンズにてセンサーを表現。
シールドの冷媒排出ダクトは黄色の設定なので
塗装して組んでみたらどうしても色味が弱くバランスが悪い。
なのでゴールデンオレンジメタリックに再塗装しました。
GP02のシールドは、他のモビルスーツのシールドとは機能もデザインも
まったく異なります。劇中のように必要に応じて動かすならば機能的ですが
模型としてディスプレイするとなると本体は隠れてしまうし、かといって
うまく収まる場所もありません。ほんとにごく一部の角度から撮影した場合だけ
有効な艤装となります。なので今回は無理に持たせるよりも本体とバズーカで
見栄えが良くなるように製作しました。
バズーカ砲身ホールドラッチは設定どおり可動、
シールド上下の複合パッドも設定通り可動で製作。
持たせることも出来るので、フル装備も可能です。
■塗装
プライマー=クレオス・メタルプライマー、ラッカープライマー使用
サフェーサー=クレオスビンサフ500&1000、ホワイトサフ等を使用
手足のグレー=白+グレー+グリーン少量+レッド極少量
胴体のブルー=キャラクターブルー+白+レッド少量+パープル少量
脚のレッド=レッド(3)+シャインレッド(79)をベースに+白(1)+イエロー(4)
グレー1関節等=黒(2)+白(1)+グリーン+フラットベース(30)
グレー2武器等=黒(2)+白(1)+赤(2)極少量+フラットベース(30)
グレー3=黒(2)+白(1)+グリーン(66)+フラットベース(30)
ノズル=アルクラッド、クレオスメッキシルバー、ガイアカラー等の多層塗装
その他、シールドの白系、ゴールドメタル系、関節のグレー系などピンポイント塗装
スミ入れ=タミヤエナメルの黒・グレー・茶色・赤などなどを混色し数色にて使用
デカール=自作デカールを貼り、マークソフターで馴染ませセッターで固着。
トップコート1=クレオス・スーパークリアー等
トップコート2=クレオス・セミグロスクリアーとフラットクリアー
その他、部分的に
・ガイアカラー、フィニッシャーズカラー、イリサワVカラー
・アルクラッド、マジョーラ、美術用絵の具、業務用ラッカー
・顔料粉、染料液、アルコール、エタノール、IPA、
など必要に応じてイロイロ使っています。
■メタルパーツ類 プラモプラス製の
・ステンレスボール1.0mm
・ステンレスボール1.5mm
・PPアポジ(ステンレスSUS)-2mm、3mm、4mm
・PPソケットB1、B2
・丸皿モールド(アルミニウムAL)B-5.0mm、3.2mm
・レンズ・ゴールド4mm、ゴールド2.5mm、ブラック2.5mm
・ネジ類各サイズ
・コトブキヤ、ウェーブ、エバーグリーンなどのプラ素材
などを使用しました
みなさまに、楽しい模型ライフを!