MG ゼータプラスA1 WR形態 O-12

作品番号 O-12

ページトップ製作風景完成写真なつかしい写真

 

親友の TKクン&YKちゃん おめでとう記念製作。

 

僕にとって非常に思い入れのある機体、ゼータプラスA1。

「センチネルが熱かった」というのももちろんですが

僕の個人的な人生の転機の時期に作った、想い出のキットです。 

数年ぶりに、ウェーブライダー形態重視で簡単製作しました。

 

 

 ※ウェーブライダー=飛行形態のことです。以下WRと略します。

 

 

 


ページトップ製作風景完成写真なつかしい写真

ここから製作風景です。

 

 

まずは仮組をして、それぞれのブロックの位置関係と

どこを固定するか入念にチェックします。

 

今回は、以前よりやりたかった改造を盛り込みました。

ライフルの2連装やカナード翼の追加などです。

 

 

「変形可動より固定の方が簡単」と想われている方が

多いようですが、実は固定にも独特の難しさがあります。

中級者くらいの方で固定仕様を作ったことがない方は

ぜひ試してみてください。すごく悩むし勉強になります。

 

最近のキットは関節が複雑なので関節がグラグラしたり

パーツが外れたりして落ち着いたディスプレイができません。

これらをキッチリ・ガチガチに安定した完成品にするのが

固定にすることの最大の目的です。

 

 

極端に言えば、落としてもビクともしないくらいの強度を目標に。

それにしても複雑な構成になってますね。

 

この頃の変形機構に比べると、最近(2012年頃)の変形は

残念ながら退化していますね。センチネルの頃の

情熱はどこに行ってしまったんでしょうか。

 

 

ネジや溶着型接着剤をつかってフレームを固定していきます。

かなり性格に手順を考えないと、組立ができなくなってしまいますよ。

 

 

固定する角度も慎重に。特に左右対称は精確に。

間違って固定すると内股になったりますからね^^;。

 

できるだけ塗装前に接着を済ませましょう。

塗装してから接着すると、塗料が接着力を弱めます。

 

首周りは本来はイエローですが、今回はフレームの中に

埋まるので、色がなじむようにグレーにしました。

 

 

そのほか、グレーも数色使って配色にメリハリを付けてます。

 

 

ヒザ裏です。本来はパイプが通るデザインですが

WRになったときにはもろに前面投影面になるので

パイプは取り除き。エアインテーク状のモールドにしました。

 

 

フレームが完成しつつあります。

脚の固定がとっても難儀。

 

 

ここから外装パーツをいじります。

まずは、前からやりたかったカナード翼の追加です。

 

フチを薄くエアロに加工しています。

 

インテーク部分も形状をスマートに。

 

胸は肉厚があるので、フチ薄加工します。

 

完成後はほとんど見えなくなるので

今回は無加工でもよかったかな。

 

 

前腕の手首の部分です。WRでは手首が目立つ位置にくるのに

フォルムの収まりが悪いので、思い切って手首は無しに。

 

手首用のジョイント類を取り外して、2mmの穴を開けて、

 

ノズルCを埋め込みました。ZZ方式ですね。

後方ストレート排気になるので見た目も気持ちいい。

 

このキットの注意点。上腕のパーツのハメ合いが

異常にキツイです。ムリに入れるとヒビが入ったり

外そうとしても固くて取れない。

 

解決策はイロイロありますが、今回は見えなくなる部分が

あるのでカットしました。

 

お尻のバインダーもノズルCを仕込みます。

ここも後方排気でキレイに揃います。

 

しつこいようですが、ここも後方排気。

このMSのデザインがいかに優秀かが解ります。

デザインした人はホントに素晴らしい。

 

 

脚のアウトライン。ほんとに綺麗な流線型になります。

各パーツのラインの揃い具合も見事!!

 

今回のカラーリング、A1ノーマルの赤白にするか

青にするか迷いました。

 

外装パーツもはめるだけじゃなくて

ネジや接着剤で固定していきます。

順番を間違えると全てが水の泡に。

 

スキマが足りなかったり、パーツの肉厚が薄かったりなどで

補強のパーツも自作して取り付けています。

 

可動製作ならサクサクいくところですが、

固定製作の場合は一個一個の取り付けが慎重に。

 

ゼータ系のキットを作ったことがある人なら

このあたりのデザインの複雑さ、キットとしての弱さを

感じたと想います。

 

コクピットのカラーも悩みました。

 

 

同じような写真がつづくのは、やはり実際に

このあたりで相当の時間をかけているからです。

 

 

カナードがピッと立ちました。

しかし最近の米軍の戦闘機は、すっかりノッペリしてて

あんなんでよく飛びますね。

カナードなんて過去の想い出ですね。

 

 

変形機構の複雑さは、Ex-Sに続いて2番目くらいかな。

Ex-Sはコアブロックがあるからなぁ。

あ、MGのVガンも変形がすごかった。15m級だからね。

 

 

手首は思い切ってオミットして良かった。

 

 

見えない所にネジ打ちをします。

ネジの良い所は、なんども組み立て分解が

できるところですね。

 

クリアランス。

狭ければ入らない。ゆるければ固定できない。

ピッタリなら強度アップ。

頑張ってピッタリになるように調整します。

 

こういうパーツもほんとは改造したいアイディアが

あったのですが、きりがないので簡単に仕上げます。

 

やっと胴体ブロックが落ち着きました。

 

 

カラーは青にしてよかったな。

塗装は何倍も手間がかかったけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製作風景おわりです。

 

 


ページトップ製作風景完成写真なつかしい写真

完成写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ページトップ製作風景完成写真なつかしい写真

 

おまけです。

なつかしい完成品の写真をアップします。

以下のゼータプラスは10年前くらいに作ったモノです。

 

ティターンズカラー。

 

カメラも古いので写真がレトロ。

 

 

こちらはゼータプラスC1型。

A1型にくらべると、やる気満々なスタイル(笑)

 

MS形態はこんな感じです。

 

 

10年前かぁ。。。

 

同じキットを何回も作ると、すごく上達しますよ。

あと写真に残すのも、やはり上達に有利です。

 

以上、懐かしい完成品の写真でした。

 

 

 


 

 

これにて、想い出のゼータプラス製作は完了です。

 


ページトップ製作風景完成写真なつかしい写真

  

最後まで観て頂いてありがとうございました。 みなさんの感想やリクエストが僕の製作の励みになっています。 よろしかったら気軽にメールなどくださいませ。

みなさまに、楽しい模型ライフを!