レッグの製作です。固定式の脚を、ベストポージングに改造します。
まずはノーマルで仮組。股間から下の脚のねじりを、もうちょっとハの字にしたいですね。
股関節を微調整します。
モモ側も、少し削って仮組して・・・を繰り返し。
つま先がハの字になりました。今度は、股間の開きをもう少し詰めて、カカト間の間隔を開きたい。さらにカトキ立ち(チンダシ)にもしたい。
いろいろ考えた結果、最近の定番工作の股関節可動化にします。
いったん可動化にしてベストのポーズを探る。ポージングが決まったら、完成直前に固定。この方法です。
良くなりました。あとは股間の幅をすこし詰めるだけ。
脚の接地をピッタリにするために、足首も可動化します。
まずはノーマル状態で、どこまで可動範囲を取るか検討します。
ねじり固定の設計になっていますが、キレイに切り落とし。
悩む時間も多いので、表面処理をしながら可動の事を考えてます。
ぴったり接地。
下半身が決まると、全体の80%安心します。
難しいフレーム処理が終わったので、各ブロックの固定を進めます。
接着剤は極力使わず、できるだけネジによる機械的接合だけで組立ができるようにします。
ブロックの位置づけが終わったら、これから表面処理・ディテールアップ。
ゆがんでいたラインを直線的に修正します。
加工が難しく工具が届かない箇所は、思い切って切り落とし。
メインの部分をしっかり加工してから、ディテールを作り直します。
面が退けて逆エッジになってる部分も多いので
パテを多めに塗って面出しします。
股関節は固定にする予定でしたが、強度も取れたので可動のままで仕上げました。
みなさまに、楽しい模型ライフを!