MG MS-07B-3 グフ・カスタム

作品番号 T18

 

発売日が2001年ということで、16年前のキットになります。合せ目があったり関節がゆるかったりと、設計の古さはありますが、完成後のプロポーションは非常に良いと思います。

当時作ったときにフラフラと立ちポーズが決まりにくかったのが少し不満だったので、下半身ガッチリ固定で仕上げようと制作を開始。その後、余った時間にコツコツと作っていたものがようやく完成しました。

機体色についてはノリス・パッカードの薄い青も良かったのですが、今回はランバラル的なカラーリングで塗装しました。

 

 

ここから制作風景です

 

この頃のMGシリーズは勢いがありましたね。次の新製品は何が出るのか楽しみに待って、出たものは必ず買っていました。

 

過去に5体くらい作りましたが、10年ぶりくらいなので仮組みを行います。以前作ったときの改修点が説明書に細かくメモしてあって、過去の自分も頑張ってるな〜と懐かしく思いました。

 

合せ目がバッチリ目立ちます。基本的な方法で合せ目消し。乾燥を待つ間に別の工作を進めます。

 

一体成型パーツに深めのミゾを掘って、別パーツのようにします。

 

まだスライド金型が普及してなかった頃でしょうね、眉間のパーツが別パーツになってます。無理して一発で抜いてダラっとしたアウトラインになるより、別パーツで良かったと思います。接着剤とパテで埋めてラインを整えました。モノアイは丸皿5mmとレンズ4mmがピッタリです。

 

頭の動力パイプはコアスプリング3mmx33mと面取りパイプJ4mmx21個x左右。
腰の動力パイプはコアスプリング4mmx65mmと面取りパイプJ5mmx29個x左右。
キットの軸パーツに通すだけで簡単装着です。

 

関節はユルユルで、ちゃんとした強度を保つには大改修になってしまいます。今回はヒザは固定、その他の関節はできる範囲で調整を行いました。

 

キットの手首はサイズもディテールも非常に残念な感じなので、オプションパーツに交換しました。

 

弾倉は使い捨て風にシンプルに。細かいディテールをメタルパーツに置き換え。

 

左手のウェポンはパーツ構成もディテールも良く出来ています。良いキットです。

 

センサー部は丸皿5mmとレンズ4mmがピッタリでした。

 

ガトリングのマズルは全て別パーツになってます、すばらしい。2017年最新キットでも一発モナカ割もあるのに。2001年当時でもやればできるのなら「マスターグレード」の名に恥じないように、こうした精神は継続してやってほしいですね。マズル先端はPPアポジ3mmです。

 

完成しました。しっかり立つようになりました。

 

 

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