HGAC OZ-06MS リーオー

作品番号 U10

 

新機動戦記ガンダムWのリーオーを素組みしました。シンプルだけど良いキットです。

主役機・ライバル機・BLの方に注目が行き過ぎたせいか、OZ系の機体はキット化に恵まれませんでした。OZ12星座系メカもすごく良いデザインだし、劇中の存在感もあったのに。そんななか20年ぶり(?)のリーオーは嬉しいです。

 

価格やボリュームは無印に近い感じ。しかしデザインアレンジ・パーツ設計・金型の精度は、かなり丁寧で気合が入ってると感じました。

 

フェイスのクリアーパネルは、どうやら蛍光剤で整形されてるよう。ブラックライトで照らしてみました。小さいけど効果的なギミックです。説明書には書いてなかったと思うので、気が付かない人も多いかも。

 

ディテールの精度はとてもシャープです。MG(マスターグレード)もキットによっては精度の悪い物もあります。MGと比べても負けないくらいこのキットは精度が良いです。

 

合わせ目が真正面なのはコスト的に仕方がないかなとおもいます。でも合わせ目のスキマもかなり狭いので、やはり精度良いなと感じます。

 

ヒザ関節は後ハメ出来るようになってます。足の合わせ目は、ディテールと融合させてて目立たない。このキット、マスターグレードよりも親切で品質が良い部分が多いです。

 

量産機らしいシンプルな武器。金型の表面処理もきれい。

 

成型色もいい雰囲気。

 

これは非常に良いキットでした。あまりにバランスが良すぎて印象に残りずらいのですが、設計や金型の質は全ガンプラのなかでも上位にランキングできるくらいすばらしいキットです。

このHGACの品質で十分なので、エアリーズ、キャンサー、パイシーズなどもキット化してほしいな。

 

2018.00.00 記
2022.10.14 文章全面改定

 

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