九龍ガンダム
MG ニューガンダムVer.Ka 使用

作品番号 V04

 

クーロンガンダム、今回もいくつかの新アレンジを加えて、完成しました。

 

 

 

ここから制作風景です

 

●全体について
・クーロンの特色を活かすため、バーストモードはオミットし、ノーマルモードの固定仕上げです。
・デカールのデザインを大きくアレンジ。
・胸ダクトのデザインを新規パーツで変更。
・肩関節の隙間を新規パーツでボリュームアップ。
・その他、いくつかの新規アレンジを行いました。

 

 

●今回の制作風景でも、基本工作や細かい改造は説明を省略しております。
・過去の失敗と対策の蓄積
・工作箇所の念入りな検討
・改造箇所の採寸や図面引き
・関節強度調整
・ポリキャップ装着穴の面取り
・スナップフィットの調整
・超音波洗浄
・長期間でも退色しない強い塗装
・メタルパーツ取り付け
・できるだけ接着剤よりネジ固定を優先
・指紋やホコリの対策
・ポロポロ・ギシギシの予防
などの説明は省略してます。

 

 

●頭部
・ホホのスジボリを掘り直し。
・ひさしの下のバリ取り。
・チンガードのバリ取りと面構成の修正。
・トサカのバリ取りと整面。

・首の関節がキツイのでポリキャップを調整。
・首の高さを約1.8mm詰めました。
・バルカンにはPPアポジ2mmを埋め込み。
・薬莢排出口はグレーで塗り分け。
・アンテナの整面とシャープ化。
・襟足のパーツは最適な位置で固定してあります。

※「ツインアイやセンサーを鮮やかに塗装するにはどうしたらいいんですか?」という質問を多くいただきましたので、ぷらもっちの【ぷらちく】のコーナーに「ツインアイ塗装方法」と「蛍光塗料と光源について」をアップしました。蛍光塗装のウンチクなどが書いてありますので、ぜひ見てみてください。

 

 

●肩
・肩関節のスキマが大きいのが気になったので、ブロック状のパーツを追加しました。左がノーマル、右が改造後です。
・K22とK23の重なりにスキマが出来る不具合があり、これが原因でアウターパネルが段差になってしまいます。この対策のため、接合面を削り込み接着剤でしっかり固定します。

 

●腕部
・ヒジのパーツ(K25)のダボが過干渉する不具合を調整。
・前腕の連動機構がパーツに過負荷をかけているので修正。
・フレームはペールグリーンメタリックやEXゴールドなど数色で塗り分け。
・ヒジ関節は丸皿5mmとマイナスリベット4mm。

・上腕前腕の関節は大きい荷重はかからないのでそれほど強度はいらないですが、標準的な強度調整と塗装面干渉調整を行っています。

 

 

●マニピュレータ
・軟質樹脂はPTLやヒケの処理が難しいので、パテを盛って整形しました。
・手首関節がグラグラなので、しっかり固定。
・右手はライフルグリップに固定。
・左手は可動範囲が広すぎてポージングが難しいので、握り手で固定しました。

 

●肩関節と胴体の接続
・肩のせり出し機構は、設計・構造・材料が致命的に弱いので、ネジでしっかり固定。
・ライフル&シールドを装備した状態でベストのアングルと強度を確保しました。

 

●胴体フレーム
・コクピットを支えるフレームにプラ板を挟んで強度アップ。
・横隔膜に1枚、脇腹に2枚のプラ板を取り付けて強度アップ。

 

●胴体
・明らかに設計不良なのにいまだに改善されない腰関節。特にニューガンダムは重いファンネルを背負うので改善必須です。キットのジョイントはオミットし、腰の高さを調整したうえで、ネジでしっかり固定します。

・肋骨可動部はカトキポーズになるアングル(腰骨間24mmノギス測定)で固定。
・腰アーマー類は九龍のランダム塗り分け。デカール&メタルパーツ装着。

●股間フレーム
・股間のパーツ(K1)の上部分がフレームと干渉するので、クリアランスを修正。
・股間軸の回転機構はあまり意味がない上に強度を落としているので、しっかり固定。
・太ももとの軸は強度設計が弱く、慣れてないと軸を折る可能性があるので、根本にパテを盛って強度をアップ。

 

●足部
・立ちポーズでしっかり自立させるために、股間・ヒザ・足首などの関節を固定。
・足裏はガラス面を使って完璧な平面性を保持しつつ、固定。
・フクラハギパーツ(L22/L23)は下のピンをカットして収納位置を調整。
・フクラハギのパーツがピッタリ収まらない不具合を調整。
・ヒザ関節は丸皿6mmとマイナスリベット5mm。

 

●フクラハギのバーニア
・フレームを改造し、下側のフェアリングの可動範囲を拡大。
・マウントを追加して、ノズルを4基から6基に増やしました。
・最近自作したアンチキャビテーション型オジーブ・ノズルCを使用。

 

・胸ダクトをベクター方式に変更しました、今回の大きいアレンジです。

 

 


●バックパック
・ウィングファンネル方式にするためにフレームマウントを改造。
・面のメクレが多いので整面。
・パネルがピッタリ閉まらない不具合を調整。
・マウント周辺を改造し、ノズルを4基から6基に増やしました。
・最近自作したアンチキャビテーション型オジーブ・ノズルCを使用。

 

●ファンネル
・片持ちファンネルをウィングファンネル方式に改造。
・マウントのアングルと強度を調整。
・白い細長いパーツがわずかに反っているのを修正。

・ファンネル連結用ブラケットの歪みを修正。
・ファンネル連結用パーツがキツすぎてパーツが歪むのを調整。
・黄色パーツのスナップがキツく、ファンネルが歪む不具合を調整。
・左右3個ずつのファンネルをしっかり固定。

 

 

●ビームライフル
・右手とライフルグリップをしっかり固定。
・ライフルの向きが体幹に対して正しくなるように手首のアングルを修正。
・指セフティを再現。
・甘いディテールにはメタルパーツを装着。
・カラー配色を一部変更。

 

 

●バズーカ
・バズーカは背中に装着する状態を優先して制作しました。
・伸縮機能とグリップを固定仕上げ。
・弾頭にマイナスリベット3mm、弾邸に丸皿3.7mm+マイナスリベット3mm。
・銃底は丸皿5mm+マイナスモールド4mm。
・バックパックとの保持が弱い不具合があるので、ネジで固定しました。

 

●シールド
・クーロンラインを強調するために、ディテールをパテで埋めるなどの加工。
・ジョイント部がグラグラするのを補強。
・ミサイルとマウントが干渉する不具合を調整。
・ミサイル先端やシールド内側にマイナスリベットなどのメタルパーツ装着。

・今回、シールドのデカールデザインを大きく変更しました。バランスがとても難しくて何十回もやり直ししましたが、時間をかけた甲斐があって、脳内イメージを具体化することができてよかったです。

 

 

今回も良い感じに仕上がりました♪

 

 

 

今回の制作で使用したメタルパーツセットとPPカラーセットを【ぷらもぷらす】で販売してます。

制作風景の写真は、過去の制作から流用している場合があります。

なぜかというと、制作に夢中になって写真を撮り忘れることが多いからです。できるかぎり制作風景をわかりやすくしたいので、過去写真を利用したり、時系列を入れ替えたりする場合があります。ご了承ください。

最後まで観て頂いてありがとうございました。 みなさんの感想やリクエストが僕の製作の励みになっています。 よろしかったら気軽にメールなどくださいませ。

みなさまに、楽しい模型ライフを!