MG ジム改
RGM-79C GM Type-C

作品番号 V20

 

今回もいくつかの新規パーツを組み込んでジムを制作しました。

 

 

 

ここから制作風景です

 

MGジム改のキットをベースに、部分的にMGガンダムVer.Kaのパーツを使用して制作しました。

 

・頭部。ヒサシの内側のラインを修正。
・一体成型のバルカンをドリルで穿孔。塗装後にアポジ2mmを埋め込みます。

 

・クリアーパーツのユガミを修正。
・センサーグリーンは最大限の発色を目指して、5層の重ね塗りを行いました。

 

 

・センチネル風アゴ引きが出来るように、内側フレーム(赤い部分)を切り欠き。
・キットのボールジョイントを、自作のジョイントに変更。
・首の長さを調整。

 

 

・バルカンにPPアポジ2mmを装着。

 

・キットのアンテナは切り落とし、プラシャフトと真鍮製マウントに交換。

 

後頭部。

 

 

・首フレームを一旦切り離して3mm後方に移動。
・ネジと接着剤で強固に固定。
・自作ボールジョイントを差し込むための穴を穿孔。

 


・首周りの改造によって、センチネル風の頭部バランスを再現しました。

 


・フレーム及びデコルテはVer.Ka(黄色パーツ)を使用。
・首移動に伴い、デコルテの切り欠きを調整。
・マスキングとエアブラシ塗り分け。

 


・スナップフィットがきつすぎてパーツにストレスを与えているので、ドリルなどでハメ合い調整。

 

・露出面だけでなく合わせ面も荒れをチェック。荒れている場合は面を修正。

 

・コアブロックはスナップフィットが甘い不具合があるので、後ハメできるようにして、ネジで固定。

 

・胸ダクトをマスキングで塗り分け、肩のダクトのスジボリと形状調整、コクピットブロック位置調整、などなど。

 

・腕部の制作。もともともパーツ割りがイマイチ出来が悪かったのに加えて金型が劣化しているので、細かい調整をメモしていきます。ただし、数年たつと金型改修で改善されていたりするので、毎回毎回チェックが必要です。

 

 

・このように金型劣化&金型修正で面が荒れている場合があります。「完成後は見えない部分」でも、面が荒れていると何かしら不具合が出てくるので、キレイに整面します。

 

・肩のパーツ。裏面には適度なディテールがあるので、これを利用しながら塗装で仕上げています。

 

・上腕。こういった小さくて持ち手がないバーツは、加工や塗装が難しいです。ここでは余ったフレームパーツを持ち手として使用することで、加工や塗装の精度を上げています。

 

・カトキデザインの特徴である「いったん外に出るライン」にするため、ヒジ関節フレームを加工。

 

 

・古いキットなのでモナカ割りで接着面が出てしまいます。ここは先墨や後ハメなどを併用して、効率と精度を上げています。

 


・合わせ目消しやマスキングが必要なパーツもありますが、設計思想が合理的なので工数や仕上がりは良好になります。古いけど良いキットです。

 

 

ヒザのマルイチ関節には、プラ材で作ったサークルパーツを埋め込みました。

 

右手マニピュレータはライフルとしっかり固定。

 

 

・コアブロックとボディの嵌合がゆるいので、ネジにて固定。また腰の位置を2mm高く調整。

 

・腰のポリキャップ(PC-P)はユルユルなのでプラ板を挟んで修正。ここも金型の時期によって調整量が変わる部分です。

 

・腰左右のポリキャップ(PC-D)がキツくてはまらない不具合、五角ビットを使ってプラパーツの穴の形状を修正。

 

・アーマー裏面は良好なディテールがあるので、これを利用しながら塗装で仕上げています。

 

 

・股間左右面やサイドアーマーにPPアポジを埋め込み。

 

 

おしりのパーツです。フレームがゆがんでいるので修正。ノズルの噴射口をフチ薄加工。

 

・お尻にはPPノズルBx2を取り付け。
・お尻のバズーカマウントはツラがズレるのでツライチ調整して接着固定。

 

 

・股関節はポリキャップとフレームを切り欠き、大股開きできるように修正。ヒザ関節は固定にし、カトキハジメ・デザインの最適なラインを再現しつつ、しっかり自立するようになりました。

 

ヒザのマルイチ関節にもプラ材で作ったサークルパーツを埋め込み。

 

 

 

・スリッパ。Ver.Kaとジムは微妙に形が違います。今回はVer.Kaを使用。
・足首ボールジョイントがキツいので、ドリルで調整。
・足首ポリキャップがゆるい不具合があるので、プラ板を挟んで固定。

 

・スナップフィットや接着剤の固定だと、経年変化でプラが割れたり接着剤が外れたりします。ネジを使って固定することで、劣化しない完成品になります。

 

 

クルブシのマルイチ関節もプラ材で作ったサークルパーツを埋め込み。

 

 

・ランドセル。マルイチモールドは切り落とし、アルミ製丸皿とステンレス製マイナスリベットに置き換え。

 

・メインノズルはPPノズルCを4つ取り付け。


PPアポジ、メタルシャフト等のメタルパーツを装着。サーベルは左右二本差しにしました。

 

・シールド。ここも金型によって表面精度がかなり変化します。ストックしてあるシールドの中から、いちばん良い状態のものを使いました。

 

・ウィンドウのクリアーパーツはダボ跡やウェルドラインが目立つので、整面して塗装で仕上げます。

 

・今回はサーベルを4本使いますが、キットには2本しかありません。なので4本とも自作のアルミ削り出しサーベルを使用します。

 

・サーベル両端にディテールアップパーツ追加。デカール貼り付けなど。またキットのジョイントは一自由度しかなかったので、自作のボールジョイント3mmに置き換えました。


・ライフルとマニピュレータはMGガンダムVer.Kaを使用。
・ライフルとマニピュレータは最適な角度で、ネジを使って強固に固定。
・センサーには丸皿9mm+丸皿7mm+レンズ6mmを装着。
・マズルやリターンなどにメタルパーツ追加。

 

 

 

ジム、完成しました。

 

 

今回の制作で使用したメタルパーツセットとPPカラーセットを【ぷらもぷらす】で販売してます。
制作写真の一部は、過去の制作から流用している場合があります。なぜかというと、制作に夢中になると写真を撮り忘れることが多いからです。また製作工程の時間軸が前後する場合もあります。できるかぎり制作風景をわかりやすくしたいので、そういった処理をする場合がありますことをご了承ください。
最後まで観て頂いてありがとうございました。 みなさんの感想やリクエストが僕の製作の励みになっています。 よろしかったら気軽にメールなどくださいませ。

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