RG(リアルグレード)のGP01フルバーニアンは、そのまま組んでも充分スタイリングの良い傑作キットです。この機体の特徴である多数のバーニアやディテールをメタルパーツ化し、フルバーニアンらしさを強調する方向で制作しました。
ツインアイは単体で見るとかなりのツリ眼になっておりますが、ヘルメットをかぶせると丁度よい角度になる、絶妙なデザインです。基本工作やスジボリなど少々手を加えることで非常に良い頭部に仕上がります。
肩の先端のスラスターです。ノーマルスラスターを切り落とし、基部を改造して、PPアポジ2mmと3mmを取り付けました。
ノズルの収納機構を再現するとなると、どうしてノズルが小さくなってしまいます。特に展開状態にしたときのアウトラインは致命的に迫力不足です。今回はノズル展開状態固定にすることで、ノズルを最大限大きくすることができました。
1/144スケールでのコアファイター変形や胴体収納ギミックは素晴らしいのですが、どうしても強度不足でまともに自立しません。ですので、コアファイターは完全固定、腰フレームにプラ材で補強ブラケット作成などを行い、カッチリ安心の完成品になりました。
ノーマルのままではどんなに丁寧に組み立てても各パーツにスキマが発生します。フレームを強化したり、キツすぎるスナップフィットを調整するなどの調整を行うことでスキマをなくし、完成後も安定した完成品を目指しています。
RGのムーバブルフレームに採用されているアドバンスドMSジョイントは、可動範囲が大きい反面、任意の位置で固定することが出来ません。必要な可動は残し、不必要な可動は固定にすることで、ベストのアウトラインを保持できるようにしました。
センスの良いスジボリや赤部分の別パーツ化など、とても良好なキットです。素材の良さを最大限活かしつつ、気になる部分に手を加えました。
グレースリットの赤塗装、ヒザの丸モールドのメタルパーツ化などを行っています。
ノズルやアポジなどのメタルパーツは、自分で作ったものです。ガンプラ1/100や1/144に合わせた専用設計なのでサイズがピッタリなのはもちろん、取り付けも簡単にできるように設計しました。
シールド。マウントの可動部分の強度調整、メタルパーツ装着、自作デカール貼り付け、などを行っています。
右手マニピュレータはライフルをしっかりホールドするように接着。メタルパーツの装着など行っています。
制作風景の写真は、過去の制作から流用している場合があります。なぜかというと、制作に夢中になって写真を撮り忘れることが多いからです。できるかぎり制作風景をわかりやすくしたいので、過去写真を利用したり、時系列を入れ替えたりする場合があります。ご了承ください。
みなさまに、楽しい模型ライフを!