RG 1/144 ニューガンダム
ウイングファンネル仕様

作品番号 V30

 

RG リアルグレード 1/144 ニューガンダム の ウイングファンネル仕様が完成しました。

 

 

ここから制作風景です

 

ニューガンダム登場時のアシンメトリックなファンネル片持ちは衝撃的で、アニメで派手に動くファンネルは迫力がありました。しかしそれは無重力空間ならではの装備であって、重力のある地球上で模型としてディスプレイすると、どうしてもバランスが片寄り気味になってしまいます。静態で立ち姿でディスプレイするには、このウイングファンネルはバランスが整っていると思います。

 

フェイスの4パーツ(クリアグリーン、白、赤、フレーム)は、パーツ精度およびパーツ同士のフィッティング精度が少々悪くて、そのまま組み立てると最終的にスキマができてしまいます。各パーツの接合面やダボを調整して、正しく組み立てられるように調整しました。またフレームはグレー数色で塗り分けを行いました。

 

 

頭部バルカンはキットのパーツを切り落とし、PPロングアポジ1.5-3mmに交換。

 

 

頭部はパーツ分割が非常に良く出来ているおかげで加工や塗装がやりやすく、最終的な仕上がりへの持って行き方がスムーズにできました。RG・MG・PGの中においても、非常にクオリティの高い頭部です。

 

頭部の位置が少し高い感じがしたので、自作のボールジョイント4mmを使用、首下マウントなどを調整して頭部位置を1.8mm低くしました。

 

 

首元のパーツは設定では白ですが、ペールグリーンメタリックで塗り分けました。また劇中の上向きポーズを再現するための可動があるのですが、逆にアゴが引けるように加工しました。

 

 

胴体は可動を盛り込んだ影響で強度不足でグラグラです。これをしっかり自立させるために、プラ材やネジを使ってフレームを強固に組み上げました。肩のせり出し機構もポーズ保持できないくらい弱いので、ベストの位置で固定しました。

 

MG・RGともに胸ダクトのディテールが甘いです。プラ材で自作したベクターダクトに変更しました。

 

股間フレームは可動を大きくした弊害で、強度不足でグラグラで自立しません。

 

しっかり自立させるために腰回りのフレームを治具を使って強固に固定しました。またHWSアタッチメントのための可動が仕込まれているためスキマが出来てしまうので、クリアランスを調整しました。

 

RGらしい複雑なディテールの入った肩は、あまり手を入れる部分がありません。ディテールを活かしつつ、クリアランスを整える、強度アップなどに気を使って組み立てました。また肩を含めて全体的に明灰白色の差し色を行っています。デカールも新規にデザイン。

 

前腕側面のスラスターディテールは一体成型になっています。ここはディテールを切り落とし、PPアポジ2mmを埋め込みました。またフレームはグレーやメタリックなどで塗り分けました。

 

左腕の塗装が完了。ビームサーベルは着脱式ですが、今回はシルエット重視で固定。またここにはシールドマウントがラッチされるので強度も取れるようにして組み立てました。

 

 

右手のライフル用マニピュレータ。ほとんどのガンプラは保持力が弱すぎるため改造が必要でしたが、このキットではシンプルながらしっかり握れるように改善されていました。左手マニピュレータは各指が微妙な角度で構成されている、非常に表現力の高い握り手になっています。

 

他のRGシリーズとは異なり、このキットではアドバンスドMSジョイントは不使用。またポリキャップも不使用で、プラ材のみで関節が構成されています。パーツ自体も小さいため、プラ材に負担がかからないように関節調整または関節の解除を行っています。また連動スライドなどのギミックが仕込まれていますが、今回は自立のために固定で仕上げます。

 

ふくらはぎのノズルはノーマルだと小さすぎるので、ステンレス製のPPノズルCに交換。

 

クルブシのフレームは完成後も目立つ部分なので、ディテールを多めに設定しました。

 

安定して自立させるため、ガラス板を使ってソールパーツ接地面を完全平面固定で仕上げています。完成写真の足元を見てください、しっかり接地していると思います。

四肢を大きく飛ばすような派手なアクションポーズと比べて、シンプルな立ちポーズは芯の通った体幹・左右対称・横から見たS字姿勢・足裏の設置感・配色のバランスなど、美しいシルエットにするのは実は非常に難しいです。模型歴が長くなるにつれ、シンプルほど美しく難しいことを実感します。

 

 

バックパックのパーツ構成はMGニューガンVer.Kaとほぼ同じ。本体との接続方法がシンプルで高強度になり、ファンネルマウントも太くなったのは嬉しい改善です。メインノズル4つはPPノズルCに交換。ウィングファンネルにするためマウントを変更。

 

ファンネルの可動部には異素材一体成型のアドバンスドMSジョイント。このジョイントは素材が柔らかいので粘る可動には良いのですが、そのかわり直線や直角にするには向いてません。今回は固定で仕上げるので、ジョイントの可動部を解除し、ファンネルを真っ直ぐや折りたたみにした時の精度をアップしました。

 

 

ファンネル同士のドッキングアタッチメントは不安定なので使用せず、治具を使って直接固定にしました。デカールも新規にデザイン。

 

ライフルは合わせ目が目立たない良い分割で、全体的にまとまりが非常に良いです。

細かいディテールの塗り分けやディテールアップを行いました。

 

 

バズーカの弾頭です。設定画が赤なのでキットも赤なのは納得するしかないのですが、やはり兵器として道具として赤単色っていうのは違和感があります。

 

過去に制作したMGニューガンダムVer.Kaと同様に、グレーで塗装してメタルパーツでディテールアップしました。

 

小スケールながらもできる限りのパーツ色分けを行っていて、バズーカも非常に良い設計になっています。センサー一体成型などいくつかの工数はかかりますが、よくできたバズーカに仕上がりました。またMGニューガンダムVer.Kaではバズーカとバックパックとの接続がやや弱かったのですが、RGではシンプルベストな方法になりここも良い改善になりました。

 

バックパックに背負う形の完成形を最優先にし、スライド機構等はオミットしています。

 

 

シールドの表面はディテール多めにアレンジされています。そのぶんデカールを貼るスペースは小さくなったので、現物に合わせてデカールを新規作成しております。

 

シールド先端の4連ミサイルランチャーも赤単色だったので、バズーカ弾頭と同じグレーに変更。そのほかメタルパーツでディテールアップ。

 

今までのキットでは必ず改造が必要だったシールドマウントですが、このキットではシンプルで強度があり十分な可動領域のマウントに改善されました。強度調整とディテールアップを行っています。

 

 

RG νガンダム ウイングファンネル仕様、完成しました。

 

 

 

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制作写真の一部は、過去の制作から流用している場合があります。なぜかというと、制作に夢中になると写真を撮り忘れることが多いからです。また製作工程の時間軸が前後する場合もあります。できるかぎり制作風景をわかりやすくしたいので、そういった処理をする場合がありますことをご了承ください。
最後まで観て頂いてありがとうございました。 みなさんの感想やリクエストが僕の製作の励みになっています。 よろしかったら気軽にメールなどくださいませ。

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