RG 1/144 ニューガンダム
フィンファンネル仕様

作品番号 V37

 

製作依頼を頂いておりました、RG ニューガンダム・フィンファンネル仕様が完成しました。

 

 

ここから制作風景です

 

今回のご依頼内容は、以前製作したRGニューガンダムをベースにして
・バックパックと足のノズルCをノズルBに変更
・足裏のノズルセンターをアポジ3mmに。
・左肩Aマークや連邦系ロゴなどのデカールを新規制作。
などを行いました。

 

フェイスの4パーツ(クリアグリーン、白、赤、フレーム)は、パーツ精度およびパーツ同士のフィッティング精度が少々悪くて、そのまま組み立てると最終的にスキマができてしまいます。各パーツの接合面やダボを調整して、正しく組み立てられるように調整しました。またフレームはグレー数色で塗り分けを行いました。

 

後頭部センサー部はなぜか段差があるのでツライチに修正。全体的なバリ取りや整面を行ったあと、専用カラーで塗装。

 

頭部バルカンはキットのパーツを切り落とし、PPロングアポジ1.5-3mmに交換。今回はバルカンのフェアリングにデカールを追加します。

 

アンテナパーツを接着固定すると、ちょっと引っ掛けただけでアンテナが折れてしまう危険性があります。なのでアンテナは接着していません。そうすれば万が一引っ掛けてもパーツが外れるだけで済みます。また郵送中の安全性も考慮して製作しております。

 

 

頭部の位置が少し高い感じがしたので、自作のボールジョイント4mmを使用、首下マウントなどを調整して頭部位置を1.8mm低くしました。肩のせり出し機構は致命的な構造不良なので、ベストの位置で固定しました。

 

首元のパーツは設定では白ですが、胸上面の白とのコントラストが悪くなっています。また胸ダクトは他のパーツに比べてディテールが甘いです。

 

首元はグレーで塗り分け。胸ダクトはプラ材で自作したベクターダクトに変更しました。EFSFや側面三角などの新規デカールを追加。

 

 

フレーム&関節は可動を盛り込んだ影響で、強度が不足してポーズが保持できません。しっかり自立させるために、肩のせり出し・胴体腰部・股関節・ヒザ関節など、プラ材やネジを使っ強固に組み上げました。

 

 

腰アーマー周りはHWSアタッチメントの可動が仕込まれている部分にスキマが出来てしまうので、クリアランスを調整しました。デカールはEFSF・RA・ロンドベルマークなどを新規作成。

 

RGらしい複雑なディテールの入った肩は、あまり手を入れる部分がありません。ディテールを活かしつつ、クリアランスを整える、強度アップなどに気を使って組み立てました。Aマークも新規にデザイン。

 

前腕側面のスラスターディテールは一体成型になっています。ここはディテールを切り落とし、PPアポジ2mmを埋め込みます。

 

 

フレームはグレーやメタリックなどで塗り分け。左前腕ビームサーベルは着脱式ですが、今回はシルエット重視で固定。また左前腕はシールドマウントがラッチされるので、強度を確保できるように組み立てました。左手マニピュレータは各指が微妙な角度で構成されている、非常に表現力の高い握り手になっています。

 

右手のライフル用マニピュレータ。ほとんどのガンプラは保持力が弱すぎるため改造が必要でしたが、このキットではシンプルながらしっかり握れるように改善されていました。

 

 

他のRGシリーズではアドバンスドMSジョイントを多用していますが、このキットではアドバンスドMSジョイントもポリキャップも不使用で、プラ材のみで関節が構成されています。そのため強度や精度はかなりクオリティアップしています。でもパーツ自体も小さいため、プラ材に負担がかからないように関節調整または関節の解除を行っています。また連動スライドなどのギミックが仕込まれていますが、今回は自立のために固定で仕上げます。

 

 

ふくらはぎのノズル。いままではPPノズルCを使っていましたが、今回は依頼者様指定によりPPノズルBに。チラ見えする感じで、ノズルBも良いですね。

 

クルブシのフレームは完成後も目立つ部分なので、メタルパーツを多めに設定。足裏は指定によりPPアポジを埋め込みました。

 

安定して自立させるため、ガラス板を使ってソールパーツ接地面を完全平面固定で仕上げています。

四肢を大きく飛ばすような派手なアクションポーズと比べて、シンプルな立ちポーズは芯の通った体幹・左右対称・横から見たS字姿勢・足裏の接地感・配色のバランスなど、美しいシルエットにするのは実は非常に難しいです。模型歴が長くなるにつれ、シンプルほど美しく難しいことを実感します。完成写真の足元を見てください、しっかり接地していると思います。

 

バックパックのパーツ構成はMGニューガンVer.Kaとほぼ同じ。本体との接続方法がシンプルで高強度になり、ファンネルマウントも太くなったのは嬉しい改善です。メインノズル4つは今まではPPノズルCを使っていましたが、今回は指定によりPPノズルB。ノズルBでもサイズ感ピッタリですね。

 

 

ファンネルの可動部には異素材一体成型のアドバンスドMSジョイント。このジョイントは素材が柔らかいので粘る可動には良いのですが、そのかわり直線や直角にするには向いてません。今回は固定で仕上げるので、ジョイントの可動部を解除し、ファンネルを真っ直ぐや折りたたみにした時の精度をアップしました。

 

 

キットのままだとラッチの間隔が広いので、ファンネルのズレが設定画よりも大きすぎになります。ラッチは使用せず微調整で組み立てました。補強材などを使ってできる限り強固に固定しましたが、ファンネル周りはデザイン的にどうしても弱い部分なので、組み立ては慎重に行ってください。

 

ライフルは設定画のカラーリングの他に、フレームやメタリックなど塗り分けを追加しました。

 

マズルなどにメタルパーツ追加。

 

 

小スケールながらもできる限りのパーツ色分けを行っていて、バズーカも非常に良い設計になっています。またMGニューガンダムVer.Kaではバズーカとバックパックとの接続が致命的に弱かったのですが、RGではシンプルかつ強度な接続に改善されておりました。

マズル口の強いバリを除去。マズル先端の黒ガードの内輪が歪んでいる不具合を修正、一体成型のセンサーをグリーンで塗り分け。マズルとレシーバを後ハメ加工。ディテールの修正など。

 

 

バズーカ弾の前後と銃底にメタルパーツ配置。

 

 

バックパックに背負う状態での完成形を最優先にし、スライド機構等はオミットしています。

 

 

シールドの表面はディテールが多めに追加されています。そのぶんデカールを貼るスペースは小さくなったので、現物に合わせてデカールを新規作成します。裏面はメタルパーツでディテールアップ等を行います。

 

4連ミサイルやセンターマズルなどをメタルパーツでディテールアップ。

シールドマウントは今までのキットでは必ず改造必要でしたが、このキットではシンプルで強度があり、可動領域も必要十分なものに改善されました。強度調整とディテールアップを行っています。

 

 

おまたせしました、RGニューガンダム・フィンファンネル仕様、完成しました。

 

 

 

 

今回の制作で使用したメタルパーツとPPカラーセットを【ぷらもぷらす】で販売してます。デカール購入希望の方は直接メールください。
制作写真の一部は、過去の制作から流用している場合があります。なぜかというと、制作に夢中になると写真を撮り忘れることが多いからです。また製作工程の時間軸が前後する場合もあります。できるかぎり制作風景をわかりやすくしたいので、そういった処理をする場合がありますことをご了承ください。
最後まで観て頂いてありがとうございました。 みなさんの感想やリクエストが僕の製作の励みになっています。 よろしかったら気軽にメールなどくださいませ。

みなさまに、楽しい模型ライフを!