バンダイ・ビークルモデル・ミレニアムファルコン号を「制限時間2時間」で製作しました。
本番製作の息抜きで、ときどき「制限時間2時間製作」というの行っています。今回は傑作キットであるバンダイのビークルモデルのファルコン号を製作しました。
※2時間製作については【ぷらちく】のコチラのページも参照してください。
汚しを行うのは久しぶり、SWのキットも久しぶり。「完全再現」とかではなく、手持ちの最小限の素材だけで簡単に塗装します。
最初は試行錯誤したのでだいぶ時間をロスしてしまいました。機体上面だけで1時間半かかってしまいました。
「劇中を再現」でもなく「プロップを再現」でもありません。僕のイメージしてるファルコン号を再現しました。かなり思い出補正がかかっていて、こくらい汚れているイメージです。
丸ダクト6個のススだけはエアブラシで塗装しました。それ以外は筆塗りです。
少し余談。
スターウォーズは映画館でEP4を見て以来、ずっとファンです。学生時代は輸入キットを作ったり、入手できないものはスクラッチもしてました。EP6からEP1までは十数年待ちに待ちました。新作の中には違和感を感じる作品もありましたが、それでもすべてを受け入れるのが本当のファンだという持論を信じて生きています。EP9が完結したとしても、これからも新作が出るのを楽しみにしています。一生SWします。余談おわり。
アップで見るとモロに筆目が見えます。が、ディスプレイして遠目に見て違和感がない程度であればOKとします。
プロップのパネルの赤・黄色・青はもっとハッキリした色です。でも今回は極度に彩度を落とし、ムラをだし、退色した表現にしました。
時間に余裕ができたら電飾も仕込みたいです。
ここでタイムアップ。下面は無塗装。コクピットは無いし、ランナーはついたまま。でもいいんです、大切なのは「2時間でどこまでできるか?」です。
途中で確実に時間が足りないと解ったので、苦肉の策として「左上から見える面だけ」を塗装しました。なので撮影は左上からに限ります(笑)。
左はバンダイさんのサイトから「パーフェクトグレードPGファルコン」の写真をお借りしました。再現性は左のPGが正しいのでしょう。でも僕のファルコンは右くらい汚れてるイメージです。ちなみにスケールは1/72と1/350です。
それから今回は「棚に飾って眺めるための塗装」よりも「カメラで写すときにより効果的な塗装」を意識しました。ストロボか定常光かによって塗装をアレンジする、そういったことも考えて塗装したため、だいぶ陰影が強く仕上がりました。
この写真だけ違う撮影方法です。キューブリックの2001のように「指向性光源で絞ってロングシャッター」で、真空中の光が減衰拡散しない表現をやりたかったのですが。影の輪郭が出ませんでした。本格的に撮影するには1日仕事になりそう。
完成率60%ですが、久しぶりのSWがイメージ通りに仕上がって、とても満足です。時間があったら全部完成させたいです。
みなさまに、楽しい模型ライフを!