旧キット 1/144
OZ-13MSX2
メリクリウス

作品番号 W26

 

記憶が定かではないですが、たしか1995年頃に発売されたキットです。時間ができたら改造制作しようと長年積んでありました。最近RGトールギスを組んだので、その比較としてストレートに組んでみました。

 

25年前のキット。たしかキット化はコレのみで、その後のキット化はなかったです。プラモデルとしては唯一の立体化だったので「いつか作ろう」「もしかしてMGで出るかも」と思いつつ、年月が過ぎてきました。

 

キットの成型色は赤とグレーの2色。それとポリキャップ。シールも付いてますが色付けできる部分は少ないです。また塗装するのが前提になっていますが、今回は塗装無しで仕上げ。

 

人によって捉え方が様々だとおもいますが、僕は「ずんぐりなマッシブ」のイメージです。このキットが設定を取り入れたマッシブなのか、時代的な技術制限としての「ずんぐり」なのか、そこが微妙なところです。また可動範囲が狭く、広げるとグラグラで自立できないのも、プロポーションを決められない要因になっています。

ところで、ヴァイエイトと本体は全く同じなのに、メリクリウスはずいぶんとプロポーションのバランスが悪い印象があります。これは武装が色と違うことが原因かと思います。全体的なアウトラインは悪くないと思うので、関節を強化し、頭部を少し後ろに移動するだけでも、かなり改善すると思います。

 

 

マニピュレータはポリキャップのランナーに。当時のガンプラのマニピュレータはこんな感じだったので、スクラッチで自作することも多かった思い出です。

 

僕が作ったこのキットは近年再販のものですが、プラの素材感は最近のではなく、25年前のプラ素材のようです。つまり色味や硬さや透明度などの質感が古めかしく、作りにくい。昔のままのプラ材を変えないというのは、かえってコストがかかりそうと想像するのですが、実際はどうなんでしょうね。金型が古いから最新のプラ材だと合わないとかもあるのかな??

 

本体と比べ、妙にクオリティが高いフィギュアが付属してます。これは2020年最新のものと比べても見劣りしないレベルです。

 

 

1995年のメリクリウス&ヴァイエイト、2018年のRGトールギス。すべて素組で無塗装。

 

 

RGトールギスをベースにしてメリクリウスを作るのも良さそう。同時に制作した ヴァイエイト の記事も見てみて下さい。

 

 

最後まで観て頂いてありがとうございました。 みなさんの感想やリクエストが僕の製作の励みになっています。 よろしかったら気軽にメールなどくださいませ。

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