旧キット 1/144
OZ-13MSX1
ヴァイエイト

作品番号 W27

 

記憶が定かではないですが、たしか1995年頃に発売されたキットです。時間ができたら改造制作しようと長年積んでありました。最近RGトールギスを組んだので、その比較としてストレートに組んでみました。

25年前のキット。たしかキット化はコレのみで、その後のキット化はなかったです。プラモデルとしては唯一の立体化だったので「いつか作ろう」「もしかしてMGで出るかも」と思いつつ、年月が過ぎてきました。

 

キットの成型色はブルーとグレーの2色。それとポリキャップ。シールも付いてますが色付けできる部分は少ないです。また塗装するのが前提になっていますが、今回は塗装無しで仕上げ。

 

人によって捉え方が様々だとおもいますが、僕は「ずんぐりなマッシブ」のイメージです。このキットが設定を取り入れたマッシブなのか、時代的な技術制限としての「ずんぐり」なのか、そこが微妙なところです。また可動範囲が狭く、広げるとグラグラで自立できないのも、プロポーションを決められない要因になっています。

全体的なアウトラインは悪くないと思うので、関節を強化し、頭部を少し後ろに移動するだけでも、かなり改善すると思います。

また本体はメリクリウスと全く同じパーツにもかかわらず、武器装備の違いのせいか、ヴァイエイトのほうがプロポーションバランスが良く見えます。そのことはプラモデル作りにおいて(およびデザイン全般において)非常に重要な現象だと実感します。

 

 

背中のジェネレータは開閉式。塗装すれば見栄えがよくなりそう。

 

独特の頭部。ちょっと大きいですが、デザインは良く再現されてます。

 

やはり塗装してないとキットのポテンシャルが引き出せませんね。今回は付属のシールを貼ってみました。

 

トロワ。本体と比べ、妙にクオリティが高いフィギュアが付属してます。これは2020年最新のものと比べても見劣りしないレベルです。

 

1995年のメリクリウス&ヴァイエイト、2018年のRGトールギス。すべて素組で無塗装。RGトールギスをベースにしてヴァイエイトを作るのも良さそう。

同時に制作した メリクリウス の記事も見てみて下さい。

 

 

 

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