過去30機以上つくったゼータプラス。今回はウェーブライダーで、ランディングギア着陸状態を作りました。
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ウェーブライダー状態固定で制作します。パーツがポロポロ・ギシギシならない、安定した完成品になるように、フレームをガッチリ固定しながら制作します。作る手順は説明書とはまったく異なり、一つでも間違うと組み立てができなくなります。変形で作るよりも固定のほうがある意味難しいです。
慣れてるとはいえ、今回はいままでと違った仕上がりを目指すため、途中何度もやり直しを行なってます。そのため写真が前後することもありますのでご了承ください。
塗装はロービジで、ややクラシックな感じになるようにしたいです。
キットは必ず2個か3個用意し、常にノーマルと比べながら制作しています。
実際の航空機と大きく違うのは、面構成の切り返しが多いことですね。グラデを上下どっちに向かって行うか、場所によってアレンジしないといけません。わりと難しいです。
デカールもロービジで。
この青いゼータプラスA1-WR(O-12)は、以前作った完成品です。
ウェーブライダーにするとテールスタビがほとんど見えなくなってしまうことが、以前から少し気になっていました。
というわけで、垂直尾翼を追加しました。最初はもっと小さめの翼を付けたのですが、とてもバランスが悪く、少しずつ大きくしてるうちにこのサイズで落ち着きました。かなり大きくなりましたね。
帯の黄緑色も、アメリカ機のクラシックな感じにしたくて新色を作りました。
MGにしては非常に長いです。
ビームガンが全体のバランスの要になっているようです。
次にランディングギアの改造です。
ゼータプラスC1は4つのスキッド式ランディングギアになってます。最初はノーマル通りに作っていたのですが、どうも質量感・リアル感がでないのが不満でした。なのでゼータプラスA1のようなタイヤ式に変更することにしました。また、重さを表現するために車高を出来るだけ低くします。
キットは極端な後ろバランスなので、フロントのタイヤには荷重がかからず、実はフロントは無くても自立します。なのでフロント無しも試しましたが、それだと見た目のバランスが良くなかったので、フロントは操舵輪ということにして再制作しました。あと足が立っていると重さを感じないので、構造的に強引ですが思い切り寝かせました。
センター左右は重量がかかる部分なので、タイヤを2輪づつ計4輪に。できるだけ車高を低くするためにタイヤを小さくしました。またここも脚を極端に寝かせ。
このあとタイヤ格納庫カバーや吊り下げ式タンクも付くので、何度も何度も車高を調整。また前後の高さが1mmでも変わると、スマートガンの水平が大きく変わるので、いろいろ難しかったです。
脚の角度が決まったところで、格納庫カバーを取り付けます。機体内部色を例の薄黄緑色にするか迷いました、両方試した結果、グレーに落ち着きました。
やや荷重のかかるリアタイヤ。やはりタイヤを小さく、脚を寝かせる。あとそうそう、C1はシールドに構成される謎のブロックがあり、これがランディングギアの土台にもなってるのですが、機能不明なうえに車高が下げられないので、ブロックごと取り除きました。
フロントは操舵輪ということで、片持ちのシングルタイヤにしました。
車高は1ミリ程度。これ以上は下げられないまで下げました。
装備品を外した状態。こんな感じになってます。
物理ミサイルも装着します。今回は試行錯誤が多く、精度にこだわると終わらなくなってしまうので、勢いを優勢して進めました。
イメージどおり完成しました♪
みなさまに、楽しい模型ライフを!