STUDIO-RECKLESS製
1/144 レジンキット
MSZ-006A1 ゼータプラスA1
ウェーブライダー・モード

作品番号 V36

 

製作依頼を頂いておりました、スタジオレックレス製レジンキット・ゼータプラスA1・ウェーブライダーモードが完成しました。

今回はレックレスのプロポーションを重視しつつ、仕上がりはMGゼータプラスA1試作機カラーの完成見本を目指すオーダーでした。そのため赤白塗り分けラインの追加やデカールの新規作成なども行いました。なお本作はモビルスーツモードとウェーブライダーモードの2機同時製作です。モビルスーツモードも併せて見てください。

 

 

ここから制作風景です

 

主要な制作内容は「2機同時製作・モビルスーツモード」にも記載しています。そちらも参照してください。

 

それではウェーブライダーの制作風景です。

まずは仮組みを行いました。

MSと共通の部品もあるのですが、8割くらいが別形状のパーツでした。デザインが共通化されていない部分もあったので、できる範囲内で統一感が出るようにします。また一部パーツはレジンの質がまったく違い、表面やエッジもばらつきがありました。これも可能な限り統一しました。

 

 

バンダイのアクションベースに取り付けられるように、ベースのアタッチメントおよびWRフレームを加工しました。

 

 

ふくらはぎに太ももが挟まる構造なのですが、太ももが中に浮いた状態になっています。これをピッタリ収めるためにスペーサーを作ることにしました。左右の足と外側内側の4面ありますが、それぞれスキマの寸法が違うので、4枚別々のスペーサーを創ることになります。

 

 

最初は計算でやっていたのですが、レジンのヒケもあって寸法が安定しないので、現場合わせで行いました。完成後には見えない範囲でできるだけ大きいスペーサーを作って、できるだけ精度と強度を確保したい。

 

 

写真左、コの字型を差し込む方式でしたが、太ももに固定する方式に変更しました。

 

接合面の精度と強度を出すため、エッジは落とす・内角は深く掘る・平面は3点支持に・細棒で位置決め・ネジで固定、などの加工を行っています。

 

強度の必要なジョイントが、フレームではなくディテールにマウントされている部分です。ディテールはディテールのみにし、強度が必要なパーツはフレームにマウントできるように変更しました。

 

 

足首がふくらはぎ内面と干渉していたので、面取りを変更。

 

しっかりした位置決めのため、プラ板ブラケットを追加したり、フリップフロップ貫通で位置決めをしたり。

 

カッチリ安心のアッセンブルになりました。

 

肉厚が薄いのでそのままヤスリをかけるとパーツがフワフワとたわんでしまう。なのでパテで肉盛りし強度を確保してから加工に入ります。

 

 

足ASSYが完成したら、本体との接続の検証を行います。ヒザのフレームの飛び出しがウィングバインダーと干渉します。股間フレームはWR専用に真っ平らになっているので、それに習ってヒザをカットして平にしました。

 

 

フレームが決まったら表面のディテールを加工します。MSではディテールされていたものがWRでは省略されている部分も多いです。ベースの形状が違うので全く同じにはできませんが、できるだけ統一するように加工します。

 

 

カカトのアーマーは挟み込みの可動式になっていましたが、より安定する固定式に変更しました。またカカト周辺はフレームを固定するネジが集中しているので、メンテナンスをしやすいようにマグネット脱着式にしました。

 

 

デカールはオーダー内容に従ってすべて新規作成しました。もともとのディテールが多いので、コーション系デカールは少なめにしました。

 

 

 

テールスタビのマウント。肉薄、パーツの歪み、合わせ目がモナカ、接合面がナナメ、ジョイントがユルユル、などを全て改善します。

 

 

左手でつまんでいるパーツはマウント&ジョイント&アウターパネルの3つを兼用しています。これを全て分離して構造の単純化をします。

 

 

キットのマウントは使わず、プラ板のブラケットだけで保持できるようにしました。

 

そこにキットのパーツを被せる方式。

 

本体とのジョイントパーツも小さくて負荷をかけられないので、差し込むだけのダミー方式に。

 

 

フレームは熟考が必要ですが、表面処理も集中力がいります。

 

 

全ての部品が安定して収まりました。

 

 

今回はMGゼータプラスのイメージに近づけるため、キットのシールをもとにしてデカールを製作。

 

 

デカールの印刷色は制限がありますが、赤は少し調整が効くので、本体色に合わせて印刷しました。

 

 

VMsAWrsは微妙に違う数種類のロゴタイプがあり、ほぼ全て揃えています。大きさや色によってアレンジを加えています。

 

 

順調だと思っていても、工程が進むと隣接色干渉やデカールで違和感が生じることもあります。逆に途中違和感があってもデカールやトップコートでビシッと決まることもあります。よほど作りなれた機体でなければ、完成するまでわからないことも多いです。

ここではデカールまで終わったパーツを、このまま進めても納得ができなさそうだったので、思い切って塗装を落としました。隣の部品とのスジボリのつながりが悪かったのを修正したりして、再塗装。時間はかかりましたが、やり直して良かったです。

 

 

クリックすると拡大します。

 

おまたせしました、ゼータプラスA1・WRモード完成しました。

 

 

 

最後まで観て頂いてありがとうございました。 みなさんの感想やリクエストが僕の製作の励みになっています。 よろしかったら気軽にメールなどくださいませ。

みなさまに、楽しい模型ライフを!

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