RGジオング、簡単に仮組みしました。



ジオングはもともと平面の多い構成です。当時の原点や懐かしさを求めるならMGジオングやHGUCジオングを。手軽に最新のスタイルを求めるならハイディテールなRGを。どれもジオングらしさはしっかり持っているので、お好みで選択肢が増えてよかったです。

頭部は面構成が大きく変わるアレンジです。個人的には中世の甲冑のようなイメージがあって、よりイメージに近づいたと思います。口のメガ粒子砲は、PPアポジ3mmステンとPPアポジ1.5mmゴールドがピッタリ。

パーツ分割、ディテール、金型、成型色など、きちんと設計した感じがあります。

クリアーパーツもギリギリまで攻めた抜き。ただ僕はモノアイむき出しがすきので、クリアパーツは使わない予定。傷がつかないように保管しておきます。



手指はアドバンスドMSジョイント。可動も色分けも技術的にすごいし、ライトユーザーにはすばらしい方式です。ただでも改造・塗装派にとっては難儀な素材なんですよね。指先にはPPアポジ1.5mmを埋め込んでいます。

上腕。写真ではグレーっぽく写っていますが、キットの成型色は青緑グレーです。アニメ劇中では微妙な緑グレーですが塗装での再現は難しいので、ここは個人の好みの差が出るところだと思います。
下の写真は数年前に作ったMGジオングです。

こんな感じで、僕のイメージはモスグリーンです。
さてふたたびRGジオングの写真になります。


アウトラインのアレンジ、フェアリングからフレームまで細かいディテール、ダクトの開口。

腰のフレーム。最近のガンプラはフレームの可動がとても凝っています。完成後は隠れてしまうので、組み立ての段階で構造をよく把握しておきます。可動思想をしっかり理解しておくことで、完成後のグラグラポロポロを予防します。


メガ粒子砲は「中空円錐の斜めカット」という、機械設計ではまず採用されないマズル形状。旧キットでは埋め込みだったり竹割りだったりで処理が難しかったですが、今回のRGがいちばん違和感なく処理されてると思います。単純だからこそ難しいプリミティブです。

可動もたくさん取り入れています。しかしハッチを開けるための爪を引っ掛ける部分は、どうにか目立たないようにデザインの改善をしてほしいです。

小さいスラスターディテールがたくさんあります、これらをPPアポジに置き換えていきます。

パーツのスキマがありますが、全体的な精度の良さから考えて、意図的なスキマかとおもいます。

股間フレームとスカートフレーム。多重構造でディテールもびっしり。

スラスター基部にはチャンバーやサージタンクやタービンなど本物に近いディテールが入っています。ただノズルは小さい感じがしたので・・・

PPノズルAやPPノズルGなどを取り付けました。


5連ノズルもメタルパーツ埋め込み。ノズル内部の赤は好みではないので、メタリック等で塗装する予定です。

ディスプレイ用にランディングギアが昇降します。

以上、RGジオング良いキットでした。時間があったら塗装完成させたいです。
みなさまに、楽しい模型ライフを!