RG ウイングガンダム EW

作品番号 X18

 

ウイングガンダムは好きな作品&機体で、このキットも2016年発売当時にすぐに仮組みしました。しかし写真と文章が行方不明になってしまい、そのうち見つかるだろうと思いつつ、長年の月日がたってしまいました。2021年12月、一部の残っていたデータをもとにアップしました。

とても良いキットです。

 

 

 

ここから制作風景です

 

パッケージです。

機体名称について。ウイングガンダムはバリエーションが増えすぎて、さらにもともと慣れ親しんでいた名称なのに突然変更されたりして、スミマセン、好きな機体なのに現在はまったく把握していません。いま調べたとしても、また変更されそうで・・・

 

 

飛行形態への変形可能です。

 

内箱も光沢印刷で豪華な仕様です。

 

 

ほぼ色分けが出来てます。またエッジやディテールもシャープです。設計〜金型まで良い方のラインを使ってると思います。

 

 

成型色の色合いも、とても良いです。特に黄色の赤み具合が僕の好み。白は純白で標準的だとおもいますが、カトキハジメデザイン画だと暖色の白で表現してるので、それに寄せてもらったら最高でした。ちなみにMGウイングガンダムVer.Kaは暖色系白の成型色になってます。下の方に比較写真があります。

 

 

もともと小柄な機体なので、1/144だと表現や強度が難しく、なんらかのアレンジが必要、中には諦めちゃってるキットもありますが、このキットでは違和感なく適度にアレンジされています。強度も精度もあり、かつデザインも破綻してない。

 

 

MGや最新キットでも「腰がグラグラ」が多いですが、このキットの腰はしっかりしています。

 

 

現在2021年では「ハイディテールという名の細かいパーツ分割」が流行っていますが、機能的意味がないし色相明度も合ってないしで、個人的にはセンスがあいません。とはいえ、人気機体は数年おきにアレンジされて販売されてるので、たくさんバリエーションが増える、個人の好みで選択肢が増えるのは良いことだと思います。

この頃(2016年)のキットは、設定画を尊重して作ってます。僕は基本的なデザインの本来の美しさを大切にして、アレンジするならここから手を加えれば良いと思います。

 

 

バックパック。大きい羽根を背負うので、負荷の大きい部分。その対策のためか、このパーツにしてはとても大きめのダボになっています。肉厚や可動軸も大きめ。

 

3軸可動で可動範囲は十分。垂れることなくしっかりホールドしてます。こういう部分ってあまり注目されてないけど、ここをしっかり設計してるっていうのは作った人たちの魂の問題、ほんとうに良いキットかどうかの分かれ道だと思います。

 

 

左が今回のRG、中央がHiRM(塗装中)、右がMG Ver.Kaです。上記で書きましたが、MG Ver.Kaの成型色が全体的に暖色系になってるのがわかると思います。

 

まとめ:
このRGは設定画やMG Ver.Kaをそのまま小さくした、なおかつ必要最小限アレンジした感じで、僕の求めている最善のキットです。ただ、最近のような派手なアレンジではないので、あまり話題に上がらないキットでした。そんなわけで話題的ネタ的には地味かもしれませんが、総合的にとても良いキットです。

 

 

 

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