RG リアルグレード ガンダム Ver.2.0 仮組みレビューです。先に結論を書きますが「ほぼ欠点のない、すべてが高水準の傑作キット」だと感じました。
※このページは現在作成中です。進捗はだいたい60%くらい。今後、情報や感想が変更になる可能性もあります。
おでこセンサーやツインアイが別パーツ。色分けも形状も良好。
アンテナは安全フラッグがついてないです。アンテナ先端はかなりシャープ。モデラーとしては嬉しいです。
アレンジしつつも元のデザインを尊重。パーツ分割と色分け、金型や素材の品質。ほぼ完璧だと思います。
コアブロック内蔵です。ところで「コアブロックは別で展示して胴体だけで組む」ということができるのでしょうか?ちょっと見た感じだとコアブロック内蔵しないと組み立たないように感じました。あとで時間ができたら検証します。
RG恒例の細かいパーツ分けとツートンカラー。RGの欠点だったポロポロは、かなり改善されてます。諸悪の原因だったアドバンスドMSジョイントを使わなくなった、それだけでRGシリーズの価値が大幅改善しました。
腰です。
可動部は「差し込んで90度回転させるとストッパーが効く」で、抜け防止になっています。可動フリクションも絶妙にキツめに調整してあるのでグラグラも改善されてる。僕も機械設計の経験があるので、こういった設計はとても難しいことを知っています。ときどき「無知か手抜きだな」と感じるキットもありますが、このRGガンダムVer2は「本気の本気」を感じます。
フレームもフェアリングも多重構造で複雑ですが、グラグラ・ポロポロがほとんどしません。すばらしい。
足です
細かいパーツわけ、多重構造、ディテール、可動と連動、強度、すべて高水準です。
ヒザ裏はフレームの露出が多め。可動を優先したものと思います。
アウトラインもいいですね。
アキレス腱もフレーム露出多め。
足裏も最近のスタンダード、精度はかなり良いです。
本体に比べて、バックパックはディテール多めのアレンジですね。ビームサーベルのマウントが回転するのが地味に良い。
シールド裏は4重構造。ディテールもカラーも良い感じ。
前面はディテール少なめ。
コアファイター
透明パーツは無色が良かったなぁ。無色ならクリアブルーにも何色でもできるし。
ここ10年くらいコアファイター変形は定番固定でした。このキットでは半分くらいが新規機構になっています。まだ本格的なすり合わせは行ってませんが、パッと組んだ感じ変形の精度はけっこう高いです。
このコアブロックが胴体に内蔵されます。
感想まとめ
素晴らしいキットです。RGの長年の欠点だった「パーツポロポロ・自立しない・ストレス」がやっと解消されました。特に僕は「見た目の派手さよりも、中身・機能・強度・安心を優先」で制作してるので、このRGガンダムVer.2はまさに僕の理想に叶ったキットでした。
MGやPGやRGの立ち上げのとき、新しい挑戦をすることは良いこと思います。アドバンスドMSジョイントも最初は「ガンプラの進化がすごい!」でした。しかし強度がまったくなくてパーツポロポロ、なのに接着も改造も塗装もできない、という不満やストレスのほうが多くなっていたのは事実です。
最近では、PG UNLEASHED ガンダムの固定指、アドバンスドMSジョイントの廃止など、良い方向に改善してるのはとても嬉しいです。
みなさまに、楽しい模型ライフを!