あまり知られていないことですが、
一般的には「刃先がピッタリなほど良い」でだいたい合ってます。しかし高級なニッパーは、使用目的に応じて噛み合わせが超ピッタリだったり、わざと最適にずらしている物があることは、知っておいたほうがいいです。本気で上達したい人は、模型関係ではなく、刃物の専門書籍を読むといいです。ニッパーだけでなく、人生の勉強になることが多くて楽しいです。
ちなみに自分のニッパーについて書こうとしたら、非常に長文になってしまうので、また別の機会に書こうと思います。
100円ショップから5ケタの高級品まで50種類以上使いましたが、簡単にまとめるとこんな感じです。
■選ぶ
・安物でズレている物は論外。
・刃先を読める人って、日本でも数えるくらいしかいないと思う。
・刃先よりもカシメ(可動軸)のチェックが大切。
・情報や金額では良し悪しはわからない。使ってみないとわからない。
・人によって、創る模型によって、最適なニッパーは大きく変わる。
・悩んだら&初心者は、タミヤの 薄刃ニッパー 74035がオススメ(僕も常備)。
■使う
・長年やってると見た目じゃなくて音とか感触で性能がわかる。
・性能が落ちてきたら、早めに買い換え。
・自分で研いでもいいけど、性能が良くなることはない。
■まとめ
・ほどぼどの値段&性能のシンプルなニッパーを、こまめに買い換えるがベスト。
みなさまに、楽しい模型ライフを!