ボールジョイントが固すぎる場合の対処法

2021.04.30

 

何らかの原因で「ボールジョイントが固すぎて困る」という場合の、簡易な対処法です。ボールジョイントの受け側のグリーン線のところをニッパーでカット。

ただしカットに失敗するとユルユルになってしまい、もとに戻すのが困難なので状況判断とリスクを負う必要があります。ただ実際のところ、長年多数この方法を使っていますが失敗したことはなかったです。一気に奥までカットせず、2mmくらいカットして様子見て、また2mmカットして、とやるとユルユルリスクが減ります。また予備があれば万全です。ただし刃厚が厚すぎるニッパーだと切り口が広がりすぎてユルユルになるので、できるだけ薄いニッパーがおすすめです。

 

 


●ボールジョイントがキツくなる原因

・ポリキャップ製ボールジョイントは素材の性質で精度があまりよくありません。同じキットを2個買って、ユルユルだったりキツキツに硬かったりします。

・ガンプラを含むプラモデル全般は、ときどき金型修正が入ります。そのタイミングでユルユルだったジョイントがキツめに調整される場合があります。同じキットでも年代によって大きく変わることがあります。

・ジョイントがキツいからといって無理に力を入れて差し込むと、ポリが潰れてしまい、適正な機能が失われることがあります。

・気温で(若干ですが)硬さが変わります。

・手の脂など油脂で硬さが変わります。

・その他いろいろ。

 

 

 

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みなさまに、楽しい模型ライフを!