丸ビットの面取りがギザギザになった時の対策

2016.02.03

ドリルで開けた穴の面取りをするために丸ビットでグリグリやると、まれに加工面がギザギザになるときがあります。いちど癖が付いてしまうと、さらに削ってもギザギザがひどくなるばかり。そんな経験はありませんか?あるモデラーさんから同様の質問をいただきましたので、その解決策です。

 

対策1:
加工時に力を入れ過ぎると刃が食い込み、ギザの原因になります。軽く当てて回してください。

対策2:
どうやら最近のガンプラには「柔らかめのプラ」があって、その場合によく起こる現象のようです。プラ素材の硬さで加工精度も結構変わるので、加工前にドライヤーで温める・冷蔵庫で冷やす、などの工夫も必要になります。

対策3:
もしギザが出来てしまった場合、通常は面に対して直角に当てますが、それを30度くらい斜めにして軽い力でクルクルと回してみてください。そうすることでギザが取れるはずです。以下に写真を載せましたので参考にしてください。

左:通常の面取りは直角ですが・・・         右:少し傾けて軽く回すと、ギザギザが取れる。

 

中央ライン上の小さい穴に、ちょっとギザが出来てしまった状態です。これもキレイに消すことが出来ます。

 

余談:
分かりやすいようにギザギザになった穴を作って写真を載せようと思ったのですが、意識してギザを作ろうとしたら全然出来ませんでした^^;。

みなさまに、楽しい模型ライフを!