エアブラシの塗料濃度について

「どうしてもエアブラシ塗装が上手くいかない」というモデラーがいましたので、プラモ家庭教師をしてきました。実際の塗装作業をみて、一瞬で原因がわかりました。塗料が薄すぎたのです。

いつの頃からか「濃い塗料は悪！薄い塗料を何度も塗るべき」というセオリーが悪い方向に根付いているようです。初心者のうちは「エアブラシで吹くことが可能な、出来るだけ濃い塗料」の方が上手くいきます。

上級者は、色・染料・顔料・パーツの形・エアの回り込み・気温・湿度などの条件で塗料濃度はこまかい調整を行います。でも初心者は、まずは濃いめの塗料で吹くのをオススメします。

それから、模型制作で悩んでいる人。上手な人の作業を雑誌やネットで勉強することも大切ですが、今回のように自分の作業を観てもらった方がはるかに上達になります。ご近所なら無料で伺いますので、気軽にメールください。

2013.07.04