新品エアブラシで絶対にやっちゃだめなこと

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「これから初めてエアブラシを買う」「2本目を買った」という人に、使い始める前に知ってほしいことがあります。

 

 

 

 

新品のエアブラシを初めて使うとき、絶対に塗料は入れないでください。

塗料の濃度を適正にするのは上級者でもかなり神経を使います。初心者の場合はたいてい濃すぎて失敗します。エアブラシに濃い塗料を入れてしまった場合、ドロドロの塗料が繊細な経路を塞いでしまい、正常に動かなくなります。さらに通常の洗浄をしてもドロドロが取れません。そうなってしまうと、全分解洗浄が必要になります。初心者が全分解するのは非常に難しいです。とくにニードルやパッキンは、いっけん正しく組み立てたように見えても、ほんのわずかな調整不足で部品交換になるほど繊細です。

また、塗料が詰まって塗装ができず、かといって洗浄もできないとなると、放置してしまう人も多いでしょう。そうすると中の塗料が固まって、分解できなくなります。新品のエアブラシが、たった数日で修復不能になります。

 

 

初めて使うときは、シンナーを入れて試し吹きしてください。

初心者の多くが塗料濃度で混乱し、エアブラシ塗装を諦めてしまいます。なのでまずシンナーで試してください。シンナーならまちがいなく綺麗なミストがシューと吹けるでしょう。いままでスプレーだった人は、ミストの美しさに感動すると思います。この状態でティッシュや厚紙などに吹き付ければ、塗れる太さや範囲を練習することが出来ます。

動かなかった場合について。エアブラシはたいてい「そのまますぐ使える状態」で売っています。なので万が一、シンナーが吹き出なかったら次のチェックをしてください。空気が出てるのにシンナーが出ない場合、エアブラシの調整か修理が必要。空気もシンナーも出ない場合、コンプレッサーやエア缶をチェックしてください。

 

 

シンナーを入れて、洗浄・コーティング・パッキング。

最初にシンナーを入れることは、別の重要な役割があります。シンナーでエアブラシ内部の洗浄・コーティング・液体パッキンを行うのです。ですので上級者の場合、新品はもちろん、いつもの塗装でもいきなり塗料をいれることはしません。まずシンナーを流してコーティング。エアやシンナーの漏れや逆流をチェック。ミストの大きさや密度が正常かチェック。そういった一連のテストをシンナーで済ませてから、本番塗料で本番塗装を行います。

 

 

文章にすると長いですが、要するにシンナーを入れて・吹いて・うがいするだけなので、1分もかかりません。はやる気持ちをおさえて、ぜひ行ってください。

 

2019.09.07 記

 

 

みなさまに、楽しい模型ライフを!