塗料を完璧に撹拌する方法

2011.12.24 記
2019.11.28 改訂

 

※撹拌(かくはん)=かき混ぜることです。

 

塗料を新品で買ったとき、または自宅でしばらく放置しておくと、塗料内の重い成分がビンの底に沈殿します。さらに時間がたつと重い塗料は固くなってしまいます。

調色スティックや電動かくはん機で念入りにかき混ぜても、たいていはこの写真のように重い塗料が残ります。これは「残った塗料がもったいない」ということよりも、もっと大きな問題があります。

ビン底に溜まる塗料は、重い成分=全体の色味を決める大きい役割があります。つまりこの沈殿成分が混ざっていないと、色味が不安定になります。特にメタリック、つや消し添加剤、蛍光色などは重要成分が沈殿しやすく、本来の色味を出すのが難しい。それを知らなければ、本来の色じゃない色で塗装していることになるし、昨日と今日の色味が違うということも。

 

そこで、素早く完全に撹拌する方法を紹介します。

これくらいの平筆でビン底をかき混ぜます。最初はネトッとした引っかかりが感じられますが、数秒〜10秒ほどで手応えが無くなり、サラサラと筆が動くようになります。そうなれば撹拌は完了です。

 

この通り、一粒の塗料も残らず撹拌されました。ここまで綺麗に撹拌してこそ本来の色味にすることが出来ます。

 

撹拌に使用する筆は毛先が痛んでしまうので安い筆で充分です。しかしあまり安物だと今度は抜け毛が出る問題があります。なので本番塗装では使えなくなった使い古した筆などが良いと思います。

 

 

みなさまに、楽しい模型ライフを!