小さい部品をキレイに塗る裏技

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ガンプラのアンテナやダクトなどの小さい部品は、塗装が難しいです。特に黄色やセンサーグリーンなどの薄い色は、何度も重ね塗りしても発色しないっていう経験はありませんか?

うまく発色しない原因のひとつに「表面張力」があります。特に小さい部品は表面張力の影響を大きく受けます。
・十分な量の塗料を載せられない
・エッジは特に塗料がのらない
・多めに塗ると、垂れる
・水玉状になった塗料は、表面だけ乾燥して内部が乾かない。
・ などなど

そこで表面張力を壊すために、下地をつや消し(又は半ツヤ)で仕上げます。つや消しの粗さが「毛細浸透現象」を作り、表面張力を壊します。これで「足付け」と同じ効果が得られます。タレの心配がなくなり、均一でキレイな仕上げ面を作れるようになります。

その後「その下地色を売って欲しい」というリクエストをいただきましたので、僕が作った下地専用塗料を販売することになりました。
【ぷらもぷらす】の塗料のコーナーで販売中です。

 

2011.08.08
2016.09.12 全面改訂

みなさまに、楽しい模型ライフを!