細長マスキングテープは
最初の位置決めが難しい

2021.10.01

 

マスキングテープなどを貼る時、特に細長いテープなどは最初の位置決めが難しいです。

 

初端が少しずれてるし、斜めになってます。何度も何度も、偶然を狙ってるような不安定な貼り方。

 

細長いためテープの強度が取れないのが主な原因です。テープが巻いてしまう。先端がフラフラと揺れる。先端をつまんでもピンセットの厚みがあるので接面できない。やっとピッタリ貼れたと思ったら、ピンセットのほうに付いてきて剥がれてしまう。などなど。

 

 

こうしたほうが早くて正確です。

テープの端っこではなく中間あたりを貼ります。このときもピッタリにするのは難しいので、写真のように「いちばん貼りやすいところ」に仮止めします。

 

 

まず上の方から。少しずつ本来の位置に近づけて貼っていく。写真には写ってませんが、ピンセットで上端をしっかり保持して、すこし引っ張るようにして貼っていきます。

 

中間部分をしっかり貼ったのですごく安定してる。安定してるから端っこも自然にいい位置に収まってくれる。

 

次に下半分を処理します。

 

 

いったん剥がします。ピッタリ貼れている位置まで剥がしていきます。今回の例では8割くらい剥がしてます。

 

下端をピンセットでしっかりつまみ、少し引っ張るようにしながら貼っていきます。もしズレたとしてやり直しが簡単です。

 

 

すべての作業が確実で安定しております。

 

大きいテープを貼るときも、端っこではなく中央を貼ってから、端っこを微調整したほうが良い場合も多いです。

 

マスキング楽しい。

 

最近のガンプラはマスキングが必要ないキットも多いです。このEx-Sはスプリンター迷彩や細かい塗り分けを入れるため、マスキングを多く使いました。

 

 

 

 

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