スミ入れはみ出しは、拭き取るのではなく、吸い取る。

2021.09.03

 

※今回はエナメル塗料によるスミ入れ・拭き取りについてです。ガンダムマーカーなどのスミ入れは別の方法論になります。

 

スミ入れしてはみ出した塗料を拭き取る時、一般的には綿棒をゴシゴシと往復運動させている人が多いと思います。これだとスミを広げているだけです。そして元の塗装面に傷がつき、その傷にスミ入れ塗料が染み込んで汚くなります。こうなってしまうとしつこく拭き取りしても傷の奥のスミはもう取れません。

 

塗装面を傷めないキレイな拭き取りは、次の方法が有効です。

・綿棒をエナメルシンナーで浸す(通常と同じか、少し多め)
・綿棒をスミ入れに接触させる。押し付けるのではなく、そっと当てる感じ。
・そのまま5秒〜10秒くらい待つ。重要=ここでスミを吸い取っています。
・綿棒をそっとスライドさせる。
・うまく行けば一発で100%キレイに拭ける。
・条件によって少し残ることもあります、優しく拭き取るか、同じことを何回か繰り返す。

大切なのは「押し当ててる数秒でスミ汚れを溶かしつつ、綿棒で吸い取る」の部分です。これでスミの大部分がキレイに除去できています。塗装面への接触が1回だけ、しかもほとんど力を加えないので、ダメージを最小限に抑えられます。

すこし細かい説明。
綿棒を外すとき直角(真上)に離すと、エナメルシンナーの水溜りができることがあります。これが塗装面を傷めたり、スジボリのミゾに流れ込んだりする害があります。なので水溜りを拭く作業が必要になるのですが、綿棒を外すときにスライドさせれば水溜りやスジボリ流入を防ぐことができます。入り組んだスジボリ周辺で作業するよりも、なにもない平面なほうにスミ汚れを移動させることで、結果的に両方綺麗にできます。

 

 

 

※こういうのは動画で撮るのが一番分かりやすいと知っていますが、時間や環境を考えるといつまでたっても撮影&アップできない。だったら文字だけでも先にアップしたほうがいいかな、と思ってアップしました。余裕ができたら動画撮ります。

※プラモプラスで販売してるスポンジ綿棒が圧倒的にキレイに拭き取れます。つや消しホワイト塗装に黒で墨入れしてもほとんどキレイに拭き取れます。スミイレで悩んでいる方にぜひオススメです。スミイレ拭き取り専用スポンジ綿棒はここで販売してます。消耗品にしては少しコストが高いので「100円ショップの綿棒で荒く拭いて、仕上げにスポンジ綿棒」という方法も良いと思います。

 

 

 

 

最後まで観て頂いてありがとうございました。 みなさんの感想やリクエストが僕の製作の励みになっています。 よろしかったら気軽にメールなどくださいませ。

みなさまに、楽しい模型ライフを!