デカールのシルバリング対策に「デカピタ」

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デカール強力フィット剤・ デカピタの使い方

「デカールをキレイに貼るにはどうしたらいいの?」という質問をたいへん多く頂きます。いろいろとコツがある中でも、今回はデカールフィット剤の使い方を説明したいと想います。

デカールを多用する僕としても、デカールのしっかりした定着はずっと課題でした。とりわけ市販のデカールフィット剤はほとんど試しまして、効果のある物や、効果が「?」なものや、試しに混ぜてみたら大失敗してみたり。

しかし近年になって友達の塗装屋さんに相談した所、たくさんの試作品を作ってもらった中から、これは最強だ!といえるフィット剤がありましたので、これを主流に使っています。

デカールを貼る場合はツヤ有り塗装にしておくのが定番ですが、ここれはあえてタブーとされている、バリバリのつや消し塗装面で効果を観てみます。

 

水転写デカールを普通に貼りました。貼った直後はこのように問題なく定着しているように見えます。

 

しかし乾燥が進むとジョジョに空気が入ってきて、デカールが浮いてきます。ウリィィィ。

 

さらに時間が進むと、ほぼ浮いてしまいました。これを「シルバリング」と呼んでいます。

 

完全乾燥。完全に浮いてます。まさにシルバリング。ひどい場合は息を吹きかけただけで剥がれ飛んでしまいますね。

 

 

デカピタを用意します。

H=ハードの方は強力なので、手際よく正確に作業してください。筆は毛先が柔らかいモノを。強力なのでのんびりやっているとデカールが溶けてしまいます。

S=ソフト。作業に自信のない人や、それほど強力じゃなくても良い場合はソフトを使ってください。使い方はハードと同じです。

 

 

スッと一塗りしてください。写真は判りやすいようにすこし多めに塗りました。

 

「もっち」の部分だけぬりました。乾燥も早くて便利。

 

下地がつや消しなので、すこし多めに塗ってます。塗り加減は説明が難しいので、それぞれの目的に沿うようにテストピースで試してください。

 

だんだん乾燥してきます。空気も抜けています。

 

完全乾燥です。

 

観ての通り。

 

 

全部にデカピタを塗りました。安心の定着です。このあとクリアーコートやつや消しクリアーなどの仕上げを行ってください。

2011.07.13

 

みなさまに、楽しい模型ライフを!