カメラの本体の色についてはとくにコダワリがないので、いままで持っているカメラは流通の多いシルバーかブラックです。1台だけ、釣りとかに使えるように持っている防水カメラがブルーメタリックです。
あるとき、製作の撮影に使っているメインカメラが壊れました。しかたがないので修理期間中は防水カメラで撮影してました。ところがこのカメラで撮影した写真を観てみるとどれもこれもホワイトバランスが大きく乱れています。故障か?と思うくらいに使えない写真です。念のため釣りの時の写真を見るとちゃんと取れていますし、パラメータも問題ないようです。
しばらくホワイトバランスを調整したり光源を変えたりと試行錯誤したけれど、色味は安定せず。そしてふとしたとき、ある大切な事に気が付きました。
模型撮影ではマクロで撮影するため、カメラ本体のブルーメタリックが青い光を反射して模型に写り込み、それがWBを乱していたのです。そこでためしにカメラ本体を黒い布で覆ってみたら正常に撮影できました。カメラ本体の色が原因だったのです。。。
昔のカメラや高級カメラが黒くてエンボス加工してある意味がよーく解りました。これはカメラ好きの人には常識だったかもしれませんが、初心者で独学の僕は最近まで知りませんでした。
安くてカラフルなカメラも楽しくて良いのですが、本気でモノを創る人、本気で撮影する人、本物志向の人は、黒いカメラをオススメします。カラフルなカメラを買ってしまった人は、接写の場合は、レンズの部分だけ穴を開けた黒い布を付ければ対応できます。またはカメラをつや消し黒で塗ってしまいましょう。
それから
安いコンデジで独学でやってきた僕ですが、さいきんは一眼も欲しくなり、カメラを基礎から勉強したいとおもっています。カメラを趣味にしてる人、もしよかったらお友達になって下さい。模型だけでなくスナップや風景も撮りたいです。
みなさまに、楽しい模型ライフを!