完成品に付いてしまったホコリを取るとき、もっとも気を使っているのは「完成品へのダメージを最小限にする」ということです。長年いろいろ試した結果、次の方法が最善で安定してます。上から安全な方法、下に行くほど重度なホコリ取りになります。
カメラ用のブロアでシュポシュポ吹きます。完成品に接触しないので、ダメージは最小限。強いてデメリットをあげるならば、風圧が強いので、細かい部品や定着してないデカールが飛んでしまうリスクがあるので注意。ちなみにカメラ用ブロアは20種類くらい使いましたが、写真のブロアが一番使いやすいです。
ブロアで取れなかった場合は、毛先の柔らかいブラシで軽く撫でる。ブラシの選定がとても大切です。柔らかすぎてもダメ、丸筆はダメ、静電気発生はダメ、抜け毛はもちろんダメ。確実に信頼できるブラシが必須です。適切にやればブロアよりもアタックが少ないです。
まあまあ安全。細い部品やデカールには注意。
塗料に癒着してる糸ホコリ等はなかなか取れません。ピンセットで掴みます。失敗するとダメージ大きいです。こういうとき安物ピンセットはまったく役に立たないし、傷つけやすい。高級ピンセットなら塗膜に触れずに一発でホコリだけを取ることができます。
中性洗剤・エタノール・マジックリン・灯油・シンナーなどの洗浄剤で拭く。紙やすり2000番・スポンジヤスリ・メラミンスポンジ・消しゴムなどでコスって落とす。うまくやればキレイになりますが、失敗したらダメージ大きいです。
ホコリと油でベトベトな場合、分解して丸洗いが効率良いです。
最終方法です。日焼けで色あせたり、タバコのヤニ汚れは、洗浄しても修復しません。リペイントです。
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