ターンエックス GK改造制作 アームの制作

作品番号 P01 アームの制作

 

アームの製作です。 

 まずは仮組です。 

アッセンブルフリーのキットなので、ポージングを微調整しながら

決めていきます。

 

デザイン、造形、アウトライン、なかなかイイ感じです。

 

左右非対称のデザインは、ディテールはすこし気が楽だけど、

全体のポージングはとても難しいことが判りました。

イイ感じに決まりました。

 

 

アッセンブルフリーの固定で仕上げる予定でしたが、

軸受けするにも強度が足りないようだったので、

肩周りの構造自体を変更して、ボールジョイント貫通型に改造しました。

 

 

胴体から肩までが3パーツ構成だったものを、

ジョイントで一気に貫通です。これで可動もするようになって

一石二鳥でした。

 

 

ジョイントを埋め込むために、丸ビットで彫り込んでます。

 

元々はフレームも兼ねていた、肩の球状パーツは

強度から解放されてパネルパーツになりました。

 

フレームが決まったので、ディテールを加工します。

 

イイ感じです。

 

表面処理とディテールの処理です。

 

 

今回は、表面処理、ディテール、スジ彫り等に

とても時間がかかりました。

 

ミードデザインは、これまでの日本のどのデザインにも

当てはまらない、まったく新しい基礎と応用になりました。

 

サフ、修正、サフ、をくり返していきます。

 

上腕です。ディテールが甘く加工がしずらい。

また、ディテールを残したままだと強度確保用の加工ができない。

 

本来の画稿ともずいぶん違うようですし、思い切って

ディテールは全てそぎ落とします。

 

シンプルに骨だけになりました。

 

肩パッドの加工です。

 

摺り合わせは何度も何度も。

 

ベーン状のパネルを追加。

 

肩パッドを固定する球状の部分。

肩を可動にしたので、ここもいくらか調整できるように

したほうがイイですね。

 

と言うわけで、肩パッド接続部分もボールジョイントに変更しました。

3軸なのでかなり微妙な調整ができます。

 

そこまでくると、せっかくなのでヒジの球体関節も

可動式に置きかえました。ここの加工は結構大変だったのですが

集中していたせいか途中写真がありません。

 

 

強度も取れてます。

 

球体関節のおさまりをよくするために、丸ビット8mmで彫り込み。

 

 

当初の固定から、だいぶ変更になりました。

時間がかかりましたが、良くなったと想います。

 

ミードラインを作っていきます。地道に。

 

 

ほぼ見えなくなる部分ですが、時間をかけて作り込んでいきます。

 

 

 

黒サフを吹いて、表面やラインを調整。

 

プラ素材の明るい色と、塗装した黒では

ずいぶん印象が変わります。気になる部分をここでも修正。

 

完成が見えてきました。

 

 


 

 

肩側のシャフトドライブの回転は必要ないので

強度アップのためにもネジにて固定。

 

 

 

肩球体ブロックでネジが隠れます。

 

 

 

 

 

最後まで観て頂いてありがとうございました。 みなさんの感想やリクエストが僕の製作の励みになっています。 よろしかったら気軽にメールなどくださいませ。

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